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秋の大菩薩

 そろそろ山の葉っぱも色づく頃と大菩薩行きを狙っていたのだが、夏の暑さに続くしつこい長雨のせいかなかなかいい感じに色づいたという報告が来ない。 10月も終わりになってヤマレコを確認しても、まだ一部しか色づいていないというレポが上がっていた。そのレポから一週間、さすがにもう頃合いだろうと出発を決定。朝一のバスに間に合うよう早起きして大菩薩へと向かった。 久々の登山で浮足立っていたのか、よりによって帽子を忘れるという大ポカをしてしまったのだが、気温も低いしまあ大丈夫だろうとそのまま強行。 真夏であれば引き返すか、いつも首に掛けている手拭いを頭に巻くとかしたのだろうが…。

 予定より一本早い電車に乗ったのでバスの出発時刻の1時間近く前に甲斐大和に到着。 土日であればバスの席取りに有利ではあるのだが、平日なのでそこまで早く来る必要もない。 Wifiも入らないし手持無沙汰な時間を過ごすことになってしまった。

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 出発時刻にはちょうど普通の席は満杯、折り畳みの補助いすを1つ出すか出さないかという客の入りであった。 車道は土日ほど混んでいないのでスムーズに上日川峠の長衛荘前に到着。ここで水を汲んでトイレと柔軟をして出発するが、何と言うか期待していた葉っぱが美しくない。 紅葉が終わってしまったというか、ちゃんと色づく前に茶色くなってしまったというかそんな感じなのだ。 自分んちの近所の生田緑地や向ケ丘遊園跡のバラ園やでは台風に載ってはるばる運ばれていた塩っ気のある水の影響で葉っぱが茶色くなってしまったのだが、見た感じがそれに似ている。 大菩薩まで塩水が飛んでくるわけはないから、秋の長雨の後急に気温が下がったことで色づく間もなく葉が枯れてしまったのだろう。でなければ先週の時点で色づいていないのがこんなに早く見ごろが終わってしまうわけがない。

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 紅葉がいまいちなのは残念だが、ここには澄んだ空気がある。 朝のひんやりした空気を楽しむように大菩薩峠へ歩を進める。  空気は冬がもうすぐそこまで来ているようなひんやり加減で、その分靄も少なく富士山もくっきり見える。 気分よく進んでいくと、勝縁荘の手前あたりでコロンと鹿の頭蓋骨が転がっていたりでやはりここは山の中なのだなと再確認させられる。 手に取ってみると首の骨が繋がっており、ほんのちょっとだけ腐った肉がついていた。ヒャー。

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 バスで多数降りていた人たちは唐松尾根から登っていたのか、同じバスに乗っていた中では比較的に足が速かったのか、峠にはまだあまり人気が無かった。 雲一つない空に大展望と大菩薩の魅力古バースト状態であるが、風が強い。 もとより今日はかなり気温が低めなので、長袖アンダーとジップアップシャツではだけでは少し寒い。これまで大体この辺まで登って来る頃には日も高くなって気温も高くなり、かなり気持ちイイ陽気に感じられるのだが、今日は風でどんどん体温が奪われる感じである。 突っ立っていると寒いので景色を眺めるのもそこそこに行動を再開。 

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 寒いなぁ、そろそろヤッケでも出すかなぁと歩きながら思案していると、親不知の頭の手前で年配の男性に声をかけられた。なんでも山登りは二回目、大菩薩も不案内ででちょっと不安なので途中まで同行してほしいとのこと。断る理由はないので快諾すると、カメラを提げたその男性は毎日新聞の甲府支局の記者さんと名乗った。 なんでもこの夏仕事でいきなり富士山の取材にやらされて登る羽目になったが、せっかくの山梨勤務なので紙面用の写真を撮りがてらもう一個ぐらいどっか登ろうとやってきたとのことだった。
ウェアはパイネ(ICIオリジナルのブランド)でキメており、とても思い付きでやってきた初心者のようには見えなかったが、それなら納得である。 まあ富士山で高山病にもかからず登頂&無事下山できたのなら大菩薩は恐れるに足りずとは思うのだが・・・。

 とりあえずこの記者さんと共に親不知の頭、賽の河原と進んでいく。日差しが強いおかげでギリギリヤッケなしでもいけたが、稜線はやはり風があってキツイ感じになってきたのでヤッケを着用。ワークマンのペナペナヤッケだがこの一枚だけでだいぶ違うのだ。 

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記者さんのペースに合わせて自分もパシャパシャやりながら進み、雷岩に到着。 本来ならここで茶の一杯でもやりたいところだが、丸川峠でお茶にする予定なのでそのまま山頂へ進む。 山頂は展望の効かないがっかりピークであることを教えてはおいたが、記者さんは到着するとやはり「ああ、こりゃ確かに・・・」と得心が行ったようだった。

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 記者さんは上日川峠に車を停めているとのことでここで別れ、自分は丸川峠側に下っていく。 こちらは眺望がなくあまり日も差さないが、人が少なく静かで、みっしりと絨毯のように生えている苔がまた独特な雰囲気を醸し出しておりなかなか気持ちの良い道なのだ。  予想通り丸川峠までは4~5人のハイカーとしかすれ違わず静かな山歩きとなった。

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  丸川峠は前回来た時より空気が澄んでいたおかげか富士山が見えた。稜線上ではずっと見えていたわけだが、ここで見えるというのもまた価値があるのだ。  で、ここでコーヒーでも沸かそうと思ったのだが、今日はコーヒーが売りの小屋が営業しているようなのでここでこれ見よがしにMYドリッパーで飲むのも気が引けてしまい、そのまま下山を続行することにした。 図太いように見えて意外と小心者なのである。

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 さらに下っていくとス少しずついい感じの紅葉が増えてきた。 やはり、上日川峠より上は色づかずに散ってしまったか色づいている期間が極端に短かったかなのだろうなと思ったが、そこそこ色づいているように見えるこの辺りも前回ここを通った時(2013年11月)に比べると微妙にくすんでいるというか、鮮やかさに欠ける感じである。まあここだけ8月末~10月のクソ天候から逃れられるわけもないので仕方のないことではあるが。

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 そしてこないだの台風のせいなのか、それともここを歩いていなかった5年間の間にあったことなのかわからないが、登山道の一部が落石や崩落によって通行不能になっており、迂回路が設定されていた。 またこの迂回路も結構滑りやすい道で、とりあえず人気の山らしいってことで予備知識なしで来る人は大変やろうなあ、と想像しつつ降っていく。

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 下っていくうちに沢音が聞こえてくるとゴールは近い。もうそろそろ裂け石駐車場だな・・・というところで一人の青年が登ってきた。 だいぶ遅い時間だな…と思ったが、今日は丸川峠小屋に泊まるとのことで納得がいった。 明日早く出て牛の寝通りを通って小菅に行く予定らしい。 かつての生活道だからそれほど危ないところではないのだが、自分が通った時には特大の熊のうんこが落ちていたし、いるのは間違いないので注意していってもらいたいものである。 お互いエールを交換して、自分は車道迄たどり着いた。 

 さて、いつも前を通って気にはなっているのだが民宿あずま荘をスルーして大菩薩の湯へ向かう。人間安きに流されるものというのもあるが、建物の前にバスが止まってくれるので風呂上りにまた歩かなくていいのと、バスが来る時間まで建物内にいられるというのはやはりデカいのだ。

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 前回同様湯を満喫し、ここでほうとうを食っちまってもいいのだがやはり〆の楽しみはキッチリと決めたいところ。冬に大荒れの三つ峠から下った際はグリーンセンターのビールが回って大月駅から降りて歩くのすら面倒になってしまい綺麗に〆ることができなかったので、今日はキッチリと濱野屋のほうとうで決めるのだ!

 そんなわけでたっぷり温泉成分を吸収しリフレッシュしたところで気合を入れて大月駅に降り立ち、バカウマのほうとうに食らいつくのでありました。 ゴマの香ばしさが絶品の自家製唐辛子をドバドバ降りかけ、ゲホゲホと咽つつも具だくさんのほうとうはやはりここだよな!と唸りながら腹を満たすのでありました。

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Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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