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初めて川奈で潜ってみる

 芝崎のナチュラルリザーブが8月まで入れないので、それまでの間に新しいところに行ってみる事にした。

第一候補はかつて利用していたOD BOX(倒産した)のダイビング部門・AQUAQUが講習に使っていた富戸。 ここは漁協がダイビングサービスも行っており、夏の間だけスノーケラーに開放しているとのことで、以前から気になっていた所だった。
これまでは小田原でJR東海道線に乗り換え、熱海でさらに伊豆急伊東線に乗り換え・・・と交通費も移動時間も膨れ上がるのでちょっと敬遠していたのだが、この超猛暑ではもう行くしかないな!と数年来の宿題を片付けるべく富戸への遠征を決定した。が、富戸ダイビングサービスのサイトを見てちょっと気になることを見つけてしまった

今季の一般スノーケルの受け入れ期間は7/14(土)~9/14(金)です。
2名様以上、ウエイトなし、ライフジャケットまたはウエットスーツ等浮力のあるもの着用
決められたエリア内で遊泳が受付条件です

http://www.izu-ito.jp/futo/

ん?これひょっとしておひとり様NG?と、念のため電話して確認したら、海保からの指導で事故防止のために単独での利用はオコトワリしているらしい。

とりあえず平日にこの暇人にお付き合いしてくれる人間はそう簡単には見つからないので行先を変えるしかない。では、と富戸に近い場所で第二候補を探したところ、同じく伊東市の川奈か城ケ崎ということになるのだが、とりあえず近い方ってことで川奈に決定。
暑さでよく眠れず眠い目をこすりながら朝6時30分の小田原行きに乗りこんだのだが、やはり寝ぼけていたのか、また電車に乗る直前にグローブ(軍手だけど)を忘れたことに気付いた。

 しかしまあ今日はゴロタ浜で真鶴や芝崎みたいな磯じゃないらしいからまあええやろ、と全面的にだらしない心構えで行く。 朝もはよから乗客は多く、小田原まで座れなかったので少し転寝しようという目論見は外れてしまった。 そしてまだ目もトロンとしているうちにJRに乗り換え、いつもなら降り立つ真鶴。を通過。 手前の根府川あたりで海が見えるが、前日の予報では波高2m、うねりを伴うとなっていたのがベタ凪で一安心。 熱海でさらに伊東線に乗り換えるが、乗った車両がいわゆる「リゾート21」という特別海向きシートの車両なのであった。 これはビールとポテチで一杯やりたくなってしまう。

2100系(リゾート21)

P7230759.jpg


これですっかり心ウキウキになり、いっそのこと下田まで行っちゃおうかなア、などと馬鹿なことを考えたのだが、当初の予定通り川奈で下車。 駅前にはこの辺では数少ないスーパーである東急ストアがあり、クーポン券の配布があるためか開店前から地元のおっちゃんおばちゃんが列をなしていた。こういう普段は見られない光景を目にするのも新しい場所に遠征する楽しみの一つと言ったら言い過ぎだろうか。

 ここに来るまでにすっかり喉が渇いてしまったので自販機のソーダでのどを潤し、バス停に向かう。 海岸方面に向かう下り線のバス停は駅から少し離れており、あんまり待つようだったら歩いて行っちゃおうかなどと思ったのだが、それほど待たずにバスは到着。予算不足かPASMOに対応していない旧式の精算機であった。小銭を大目に用意しておくか、乗ったらすぐに両替しておいたほうが良いだろう。ちなみにスノーケリングポイント最寄りのバス停であるいるか浜バス停までは170円である。

 割とすぐにいるか浜に到着。平日とはいえこのクソ暑さでは海に逃げるしかないのか、いるか浜は家族連れでそこそこ盛況。 ここの公衆便所でトイレがてら着替えをすまし、歩いて川奈海水浴場の方へ向かう。
こちらはゴロタ場のせいもあってびっくりするほど人がおらず、やや寂しい雰囲気。 それでも道路沿いには海の家があり、プレハブの監視所にはライフセーバーが一人待機している。

P7230769.jpg

 ライフセーバー氏に挨拶をし、柔軟で体をほぐしたらさっそく海に入る。 水温は25度とのことだが、波打ち際は冷たい!が、不思議なことにそのまま進んでいくとホンワカと水はぬるみはじめ、この灼熱の気温で火照った体にはまことに心地よい。

P7230773.jpg
ゴロタ

 事前に聞いていたようにゴロタ石が続くやや単調な地形なのだが、うれしい事に透明度は明らかに葉山や真鶴より高い。 濁って視界が聞かないと恐怖感が増すが、カラフルなサンゴや明るい砂地底でなくてもこれくらい透明度があるとかなり安心感が増す。
魚も見た限りそれほど種類は豊富そうではないが、ネンブツダイとスズメダイだけは豊富に泳ぎ回っており、なんだか「メニューは少ないですが精いっぱいお客様をおもてなしします」と言われているような気分。 それならこちらも意気に応えてできるだけ魚種を確認してやろうじゃないの。

Honeyview_P7230829.jpg



少し油断しているとワッとスズメダイに囲まれて逆上してしまうのでなかなか進まないが、とりあえず目に付くのはメジナやイスズミ、タカッパといった定番地味子だが、ここはでっかいニザダイ(通称サンノジ)が多い。どちらにしても食ってもいまいち美味しくない奴ばかりなのは少し残念だが、あっちこっちと顔を突っ込んでいるうちに、ハコフグやブダイやウツボも顔を出してくれた。

P7230792.jpg
トゲアシガニ

P7230799.jpg
ハコフグ

綺麗どころだけでなく見るからにキモイのもいる。葉山なんかだと芯が赤、縁が黄色のニホンウミシダが普通だけど、ワンサイズ大きいオオウミシダがびろ~んと手を広げているのであった。

P7230801.jpg

 途中15分ほど休憩を挟みつつ、オジサンを見つけたり、ゴンズイ玉に遭遇したり、はたまた数匹で風のように現れ風のように去っていったタカベ(写真は撮り損ねた)にコーフンしたりしてるうちに、なんだかんだ言って4時間近く潜ってしまった。

P7230848.jpg
ゴンズイボール

P7230843.jpg
オジサン


そろそろ飯を食ったほうが良いのでこの辺で切り上げることにして、再び公衆便所で着替えてから(海の家使ってやれよ)、エントリーした場所のすぐそばにある磯料理屋で昼食。 すぐ近くに「海女の小屋・与望亭」と「海女の小屋・海上亭」があり、自分は海上亭で食事。 なんでもかつては同じグループだったのだが、現在は関係がないらしい。

P7230871.jpg

たっぷりつみれが入った味噌汁、梅紫蘇クラゲ、地場もの天草から作った寒天とどれもなかなかの味であった。
ここでたっぷり腹を膨らませて帰路に就く。次に来ることがあったらもう一つの方の磯料理屋で食うかなあ・・・






川奈海水浴場 | 伊東観光協会オフィシャルサイト - 伊豆・伊東観光協会
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Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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