スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

錦秋の大菩薩!

紅葉シーズンてことでまた大菩薩嶺に行ってきました。
本当は24日に友人と登る予定だったのですが、直前に入院し、体調が不安なため中止になるおそれがあり、前倒しにして独りで向かったのでした。頂上を踏まずに牛の寝通りに向かった分も入れれば4度目になるので、もはや勝手知ったる我が家の庭って感じです。

予定より一本早い電車で着いてしまいましたが、平日なので増発便もなく時間通りにバスは出発。日川レジャーセンターの辺りからいい感じの紅葉が出てきて弥が上にも期待が高まる。

20151019_02.jpg

上日川峠ではやはりマイカー族の車で一杯。 平日とはいえさすがにシーズン真っ盛りの日本百名山だ。 ロッジ長兵衛の周りはかなり紅葉が進んで、次の土日辺りがベストかな?という具合。という事は、ここから登って行く先から頂上にかけては紅葉真っ盛りであろう。天気もいいしおもわず笑みがこぼれる。

20151019_08.jpg

 体力に不安のある友人と一緒だったら体力温存のために車道で福ちゃん荘まで行ってしまうところだが、今日は自分一人なので最初から登山道を使う。朝のまだひんやりした空気の中、色づいた森の中を行くのは気分が良い。  歩いて身体が温まり完全に目を覚ましたころ福ちゃん荘に到着すると、このあたりでもキノコが豊作のようでキノコの味噌汁やほうとうがメニューに並んでいた。そのキノコがウラベニホテイシメジというのがちょっと気になったが(毒キノコのクサウラベニタケと間違えやすい)、時間があったら帰りに食うのもありだろう。

20151019_15.jpg

 今日は唐松尾根からは登らず、大菩薩峠を経由してゆったりと登るルートで行く。 とりあえず体力に不安のあるのを連れてきた場合、峠まで行って引き返してくるということも考えるべきなので、改めて峠からのルートを確認しておきたかったのだ。 とはいえ、峠(介山荘)まではそれほど大変なことはない。勝縁荘からちょっとの間だけ登りが急になるぐらいであとはなだらかで歩きやすい坂道だ。途中にベンチもあるし、よほどのことがない限り峠までは問題ないな、と確認して先へ進む。 ゆっくり歩いていたので峠までは1時間半ほど見ていたのだが、1時間足らずで着いてしまった。 この分だと体力がないのにあわせて20分に一回5分休憩を取るとしても1時間半あれば余裕で峠に着けるだろう。

20151019_20.jpg

20151019_26.jpg

20151019_31.jpg

 峠からの眺めは相変わらず素晴らしかった。 霞もそれほどではなく、南アルプスも比較的くっきり見える。 ここからだと熊沢山の稜線の陰になってしまうが、少し親不知ノ頭のほうに移動すると中腹のあたりに軽く雲をまとった富士山が見える。 完全快晴でまったく雲がないと意外とメリハリがないというか単調に見えてしまうのでこれくらいでちょうどいい。

20151019_33.jpg

20151019_42.jpg

 自分の真上は抜けるような青空なので気分がよく、どんどん歩きたくなってしまう。 昼になって雲が湧き上がる前に登ってしまおうと休憩もそこそこに行動を再開する。 ここの峠から親不知ノ頭~妙見ノ頭~雷岩までが最も眺望がよく歩いていて楽しい区間なのだ。 写真を撮るためにたびたび立ち止まるので必然的にペースは下がるが、その分疲れない。 このぶんなら普段運動不足の人間でも大丈夫じゃないかなあと思いつつ、あっという間に雷岩に着いてしまった。 ここで飯にしてもいいのだが、今日は軽めであるし、時間もそんなにとらないので先に山頂に行ってしまおうと、とりあえず先に頂上に行ってしまう。 頂上は雷岩より17mほど高いのだが、木に覆われていて眺望もなくうす暗いので食事を散るにもいまひとつ気が乗らないし、先に登っておかないと億劫になってしまうのだ。

20151019_45.jpg

20151019_47.jpg

20151019_56.jpg

20151019_63.jpg

20151019_64.jpg


 ささっと写真だけとって雷岩に戻ったらコンパクトストーブで湯を沸かし紅茶を淹れる。 今日は降りてから温泉入ってそこか駅前で何か食べるつもりなので軽くアンパンだけだが、山のアンパンというのはこれが不思議とうまい。 夏前から行動食はドライマンゴーとゼリーに切り替えていて甘納豆と羊羹を切らしたままだったので、あんこと言うか小豆の味が被らないのも良かったのかもしれない。

20151019_98.jpg

 
 
 
 やはりというか昼近くになって少し雲と霞が増えてきて遠くの眺望がイマイチになってきた。 金峰山もそうだったが、眺望を楽しむにはやはり早めに登頂したほうがいい。早起きは辛いが早めに来て正解だった。 少し太陽に雲がかかった中を唐松尾根を下り始めた。 前回ここを通ったのは真冬で葉はすべて落ちていたのでかなり開放的な感じであったが、今はまだだいぶ葉が残っているのでだいぶ雰囲気が違う。紅葉・黄葉は1900mあたりから1700m辺りにかけてが最盛な感じだが、ちょうど太陽が隠れてしまったので写真に撮っても色合いがイマイチだ。 なかなか100点満点とはならないが、頂上までは素晴らしかったのだしまあ贅沢は言えないだろう。

20151019_115.jpg

 唐松尾根を下り、山小屋に近くなってくるとカラマツからナラなどの広葉樹に樹相が変わってくる。それと同時にポタン、ポタンと雨が降ってきたような音が聞こえてきたが、なんとこれはドングリが落ちてくる音なのであった。 富士見平のテン場でも夜中に雨が降ってきたような音がするのに全然濡れていないのが不思議だったが、どうやらその正体はこのドングリだったようだ。 ブナやシイの実なら持ち帰って炒って食べてみたいところだが、ナラはアクが強くあく抜きをしないと食べられないので残念ながら放置だ。

20151019_141.jpg

 そんなこんなで1時には上日川峠に到着。帰りのバスは平日なら2時と3時45分なので時間は大量に余っている。じゃあロッジ長兵衛でキノコ汁でも試してみようかと思ったのだが、よりによって今日は休業していた。 朝のうちに小屋の中に人の気配はしていたのだが、平日とはいえ紅葉真っ盛りのかきいれ時に開いていないとは思わなかった。 三々五々降りてきた中高年女性の団体も「コーヒー飲みたかったのに…」と不満そうであった。 

20151019_148.jpg

 さて、バスは40数名乗れるのだが、団体のおばちゃんたちが30数名予約しているので残りは10人前後しか乗れない。 早い者勝ちながら自分に権利があるはずだが、ほかに人数の多いグループがいたらそちらが優先されてしまい次のバスを待たされる恐れもある。 そしてもう一つ、今日は温泉に入ろうと思ってやまと天目山温泉で途中下車するつもりだったのだが、みずがき山荘のバスとは違い途中下車しても終点まで同じ料金で済むわけではなく、ここからやまと天目山温泉までだけで1000円かかってしまい、そこから甲斐大和までは別途300円払わなければいけない。 わずか300円程度だが、あと何10分も待つのと合わせるとなんかアホらしくなったので、裂石まで歩いて下山し温泉は大菩薩の湯に入ることにした。 こんなことなら最初から丸川峠から回っておけばよかった。 

 足は十分残っていたので調子に乗って駆け降りたのだが、カメラケースが半開きになっていたようで、林道との合流地点の手前でカメラを落としてしまったことに気付いた。これまでのデータはほとんどPCに落としてあるし、閲覧ソフトもサポート期限を終了しているようなボロいコンデジであるが、今日の写真とこないだ紛失したので買いなおしたバッテリー2個、あと防水ハウジングのことを考えると諦めるのはあまりにも痛い。 まだ体力には余裕があるので登り返すことに決めたが、不案内な山だったり、加齢でもうちょっと体力が落ちていたり、日没に近かったりしたらこういう時に事故を起こすのだろうなと妙に冷たい考えが頭に張り付いていた。

 それでも途中で一回写真を撮っているし、上日川峠までは登り返さなくていいはず、と考えながら歩いていたところ、上から困った顔をして降りてくる青年がおり、その青年の手にはターコイズ色の見覚えのあるコンデジが握られているのであった。

「あの~、すみません、カメラが落ちてなかったでしょうか・・・」
「あー、やっぱり!これですね!?  雨に濡れてなかったから今日落としたもんだろうと思ってたんですけど、警察まで行かなきゃいけないしどうしようかと思ってたんですよ。」

 この親切で賢明な青年のおかげで被害は最小限に済んだ。お礼を言いながらしばらく一緒に下ったのであるが、ゆっくりなペースで降りるとの事だったので先行させてもらうことにして、再び小走りで駆け降りた。  林道の合流点から下はドングリがたくさん落ちており、これがベアリングのようになって滑って転びそうになる。秋の恵みはときにトラップになっているのであった。 裂石近くになると山栗が落ちていてこれまた拾って食べたら美味いかな?と思ったのだが、中身はことごとく虫に食われていたりなくなっていたりでとても食べられそうなものはなかった。

20151019_159.jpg

20151019_166.jpg


 とりあえず見覚えのある登山口まで下り、茶屋のわきを通って車道に出る。とりあえず登山はここで終わりだが、ここからバス停まではしばらく舗装路歩きだ。 温泉は民宿・ひがし荘もあってここは500円で入れるのがちょっと魅力的だったが、今日は設備が整っている大きいところに入りたかったのでここは通過。バスもまだ時間があるのでそのまま大菩薩の湯まで歩くことにする。 大菩薩登山口バス停からは10分少々なので大したことはないが下りで駆け降りるという無茶と余計な登り返しが効いてきたか、そろそろ足が張ってきた。 前回はよく雪の中を登った後に塩山駅まで歩きとおしたものだ。

20151019_171.jpg

 大菩薩の湯は2回こちらに降りてきながら入るのは初めてだったが、なかなか立派な建物で期待が持てる。 ありがたかったのは入湯料が1000円だと思っていたのが、それは1日券のほうで、3時間以内なら600円で入れるのだった。それならやまと天目山温泉より100円安いしこっちのほうがお得ではないか!

 中の設備は普通の湯船、ジャグジー、サウナ、露天、冷水とオーソドックスなものだが、泉質は大菩薩特有の強アルカリ泉で肌がスベスベになる。気分がよいので何度もローテーションしていたら瞬く間に時間が過ぎ、飯を食っていたらバスの時間ぎりぎりになってしまいそうだ。 この時期キノコがたっぷり入っていたり、特産の肉を使ったほうとうがあったりで実によさそうだったのだが、バスを逃がしたくないので残念だが我慢する。

 結局塩山駅前の食堂で食ったものの、入っていた野菜の鮮度がイマイチで「大月の濱野屋で食ったほうがよかったかな…」と微妙な気分になってしまった。しかしこれで話は終わらなかった。帰りの電車に乗ったところなぜか上りと下りの電車を間違えたうえ、乗車したとたんに寝落ちして爆睡したため、石和温泉の一つ手前まで運ばれるという大ポカをやらかして今回のオチがついた。 しかし上り線の車両にに乗ったはずなのになんであそこで折り返したんだろう。謎だ。



  
スポンサーサイト

テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

コメント

非公開コメント

プロフィール

piccoli

Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索
最近の記事
最近のトラックバック
最近のコメント
リンク
フリーエリア
にほんブログ村 自転車ブログへ にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ にほんブログ村 釣りブログへ にほんブログ村 釣りブログ 波止釣りへ にほんブログ村 マリンスポーツブログへ にほんブログ村 マリンスポーツブログ シュノーケリングへ
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。