スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鍋割山~水ボッカやっと10㎏到達~

 ちょっと間が開いちゃったけど鍋割山に行ってきました。 これまでちょっとづつボッカ重量を増やし、いよいよ10㎏・・・ってところで去年は日和ってガスコンロを担ぎ上げたため大幅に重量ダウン。 今回はその分を取り返すべく10㎏揚げるぞーってことで、ちょっとだけ気合を入れたつもりが、前日早く眠れなかったので寝不足気味のまま入山。

 おまけにトレッキングポールの調整ロックがバカになってしまい、また歩きながら締めたり緩めたりでなかなかペースが上がらず。 ちなみに去年の大菩薩でも同じことになっていたけど、あの時は下部シャフトで今回は中間シャフト。 4年も使ってたら柔らかいプラスチック部品が消耗してしまうのは当たり前のこととはいえ、どうせそういう症状が出るなら下山中、もうすぐゴールって時なら次の山行前に交換できていいのになあと愚痴りつつ林道を行きます。

 何度も通っていて退屈なことも判っている西山林道ですが、シカの食害か、天候の為か、心なしか植生が荒れて崩落が増えているような気がします。鹿はかなり大規模な駆除が行われたはずですが、一回食い荒らされて崩落が始まるとなかなか再生しないのでしょうか。 林道を横切る沢水もビシャビシャと多く、そのうち浸食が進んでしまうのではと少し心配に。

P3050195.jpg

P3050199.jpg


 それにしてもやはり3月ともなると、同じ出発時間でも大分日が高くなっています。気温もだいぶ暖かくなっているのですが、林道終点の荷揚げ場まで立ち止まりたくなかったのでジャケットを着たまま歩いていたら、荷揚げ場で脱いだ時にはジャケットの裏地は汗でびしょびしょになってしまいました。 それでも肌はあまり湿った感じがしないのだから、自転車用のアンダーウェアは流石と言った所。

 さて、10㎏のものを運ぶのに、本来ならレア感のあるガソリン缶を運びたいところで、そのためにわざわざ背負子&アリスパックを背負ってきたのですが、荷揚げ場には水以外のモノがありません。 今日はガソリン缶(10ℓ)、灯油缶(18ℓ)、出汁つゆの素(一袋に1ℓ×3)、どれも置いていませんでした。レア感が無いので残念に思いつつ、宝焼酎の4ℓペットボトルと麦茶の2ℓペットボトル3本をザックに入れ「これで10㎏!」と気合を入れ直します。

P3050205.jpg

P3050212.jpg


 さすがにずっしりと重いのですが、前の休みに公園で18ℓボッカをやったのが利いているのか、最初のうちは「お、何とかいけそう」という感じでした。 が、いくら数キロ軽いとはいえ整備された公園の階段と登山道では傾斜も歩き易さも違います。 しばらく進むうちにスピードが落ち、10数歩進んでは息を整え、10数歩進んではザックを揺らして荷重をずらしたり、背負子の下を持ち上げて肩を休ませたりとしながらの登高になりました。

P3050208.jpg
 
 後沢乗越に出ると年配のおじさんが休憩していたので自分もここで一旦荷をおろし、補給食の揚げ饅頭を頬張ります。ここから北側の眺望が広がりますが、年末年始とは違ってなんか霞み気味。 カメラを持ったおじさんはやや不満げな様子でした。 

 休憩は早々に切り上げて先行したのですが、なにぶん荷物が多いのでスピードは上がらず、おじさんは早々に追い抜いていきました。 最初の林道で追い抜き引き離した夫婦もすぐ後ろに迫ってきましたが、旦那?のほうが大型ザックで同じく水を多めに持っているのか、ある程度近づいてからはペースは自分とほとんど変わらず、同じ距離を保ったまま登りつづけていました。

 さて、「鍋割山稜7」の標識を過ぎたあたりで富士山が見え始めるのだけど、よりによって富士山の前だけすっぽり雲が覆っていてちょろっとしか見えません。まあ正月の大岳山でも2月の三ツ峠でも堪能したので何が何でも見たいと言うわけではありませんが、どうせなら見えた方がいいに決まっています。 そういえば登り始めの時は雲一つなかったけれど、少しづつ雲が出始めてきたので、このままいくと頂上でも今一つの眺望しか得られない可能性も出てきました。  

P3050215.jpg


 肩にずっしり食い込む荷物に苦しみつつじわじわと登高を続け、一ノ萱、二ノ萱と通過します。 本当はこの二の萱の辺りの雰囲気と、高度を上げてきたことによって空気の感じが違ってくる雰囲気が好きなのですが、今一つ寝不足で意気が上がらないせいか、薄い雲で太陽の光が弱々しくなっているせいか、重い荷物による苦しみの為か、今一つその気分に浸れません。  奥多摩でテン泊縦走する人のブログで以前読んだ、「山を楽しもうと思ったら重い荷物は背負わない方がいい」というのが頭をかすめます。 今回は「10kgを担ぎ上げる!」という不純な自己満を優先したせいで、山を楽しむ余裕がないのかもしれません。

P3050217.jpg

 10時35分にようやく山頂に到着。 前回より27分遅いのは6㎏重い荷物のせいか、コンディションのせいか・・・。 ここ数日天気に恵まれなかったせいか小屋は平日にしては混雑しているので、水をポリタンに移したらすぐに外に出ます。 景色はというと、だいぶ雲が出てきたせいで富士山は完全に隠れてしまいましたが、南アルプスはギリギリ、といったところ。

P3050220.jpg


いつもなら名物の鍋焼きうどんを食すところですが、今日は下山してから食いたいものがあったのでここはパスして、手持ちの甘納豆としゃぶしゃぶ用スライス餅で増量した「文太郎汁粉」で軽く腹をこしらえます。 満腹とはいきませんが、あとは下るだけだし、羊羹とグラノラバーが1~2枚あるのでお腹は持つでしょう。

P3050226.jpg
 
 

P3050231.jpg

 荷物は一気に軽くなったので軽快に・・・と行きたいところですが、寝不足がここにきて覿面に効いてきました。 去年はパワーが余りまくっていたせいで、ピストンで下山のつもりが小丸、大丸、塔ノ岳とどんどん先へ進んでしまい、気づけば日高の手前まで行ってしまうほどだったのに、今日は後沢乗越までが遠く感じる始末。 多少ゆとりがあったらずっと足を延ばさずにいた栗の木洞に寄り道するつもりでしたが、栗の木洞が正面に見えていた辺りからだいぶ下っても後沢乗越に着かなかったので思いのほか距離と登り返しがありそう。 乗越の道標に書いてある距離も「1.0㎞」とあったので完全にやる気が無くなってしまいました。 下から重い荷物を担ぎ上げていたら栗の木洞による気は起きないのは当然ですが、ここまで下ってきてしまうと登り返すのも億劫になってしまうので、このコースを取る限りにおいては栗の木洞は意外と心的ハードルが高いようです。 この分ではスタートかゴールを寄(やどりぎ)にしないと栗の木洞に登ることはできないかも・・・・。

P3050238.jpg

 ようやく林道終点の荷揚げ場まで降りてきますが、今日はもう一つ、栗の木洞同様毎回スルーしてしまっていたミズヒ大滝を見ておくという目標もありました。 ミズヒ大滝の方は沢沿いなので気温と湿度が上がる5月以降になるとヤマビルの出没が予想されるため、仮に体力が余っていても近寄るのは遠慮することになりそう。 行けるなら今のうちに行っておいたほうがよさそうなので、眠くて今一つ気合いに欠けてはいますが沢を遡上して滝の方へ向かう事にします。

 行く手にはいくつも倒木があり、まるで「この先進むとろくなことが無いぞ」と人為的にふさがれているかのよう。 曇って日が弱くなっていることも相まって、なにかホラー映画でよからぬことが起きるシーンのような雰囲気ですが、こんなメジャーコース(とは言ってもちゃんとミズヒ大滝まで足を延ばす人はそんなに多くないわけですが)でビビッていてはいけません。

P3050246.jpg

 大きい倒木は半端に高い位置にあるので、乗り越えるか下をくぐるか迷うところですが、上に乗った途端滑って転倒なんてのが良くあるパターンなので、ここは安全策で潜ります。 が、最初の倒木を潜りぬけてからふと下を見て気付いたのですが、この周辺は鹿のトイレになっているのか、そこかしこに黒豆のような鹿のフンが転がっている! よく確認しないでうかつに膝を突いたり腹這いにするとフンまみれになりかねないので潜るのも慎重にしないといけなかったのでした!

P3050249.jpg

 そうしていくつか倒木を越え堰堤を越え、少し荒々しい岩が出てきたどん詰まりの先にミズヒ大滝はありました。 見える範囲で言えば「大滝」と言う割にはスケール感がありませんが、こうして沢を遡上していかないと見られない滝はやはりレア感と言うか秘境感があって良いものです。 新緑の季節に訪れたらぐっと味わい深くなるのでしょう。

P3050243.jpg

 栗の木洞は断念したとはいえ、6回目にしてようやくミズヒ大滝を見ることができたので満足して林道を下りますが、眠気が耐え難いほど襲ってきて、数回歩きながら寝落ちしてコケそうになってしまいました。 ここまで降りたら危険はそれほどないはずですが、林道で寝ぼけて転倒して負傷とかいう遭難はいくらなんでもみっともない!  ここは下山後に待っている楽しみを思い浮かべて、なんとか気力を立て直して歩きます。  林道入り口の鹿止めのネットを越え、牛舎から漂ってくる牛糞の臭いを嗅いだところでようやく一安心。 

 バスは少し前に行ってしまったので、靴やストックの泥を洗い流していたら、富士山の山小屋のオーナーさんが営業にやってきました。 二年前の夏に始めて登った時には悪天候に祟られたので富士山にはあまりいい印象を持っていませんが、こちらの山小屋はその時のコースとは違い御殿場ルート、しかもツアー客を受け付けていないとのことでなかなか個性派の模様。 もしまた登ることがあったら利用してみたいものです。  と、ふと向こうを見るとピンク色の花がパーッと咲いている! 出発時には気づませんでしたが、河津桜が満開なのでした。 夢中で写真を撮っているうちにバスが来てあわやまた乗り遅れるところでしたが、間一髪セーフ。 

P3050257.jpg


  さて渋沢駅では評判のラーメン屋さん「麺屋・阿闍梨」に向かいます。 某ガイドさんがtwitterで絶賛していたので気になっていたのですが、鍋割山だとつい山頂で鍋焼きうどんを食べてしまうのでこちらは食べ損ねていました。 なんでもかき揚げとかつをぶしがドカッとのったさっぱりスープの個性派ラーメンとのことで期待は高まりますが、券売機を見ると種類が多くて混乱! かき揚げもノーマルと「季節のかき揚げ」があり、チャーシューも「ロース」と「バラ」を選ぶという選択肢の広さ。 それでいて注文してから出てくるまで早く、いろいろなものが洗練されていてもうこの時点で只者ではない雰囲気がプンプン漂ってきます。

P3050262.jpg


 果たして出てきたラーメンはかき揚げやかつをぶし、チャーシューとも景気よくたっぷり。 かき揚げは分厚いのですがカラリ・サクサクとしていてうまい!チャーシューも載せる直前にスライスしてフライパンで炙るのが見えたのですが、柔らかくてとろとろ! スープはさっぱりしていて時にゆずの香りがフワッと鼻を抜けていくという芸の細かさ。 文太郎汁粉とグラノラバー一袋で凌いでいてペコペコだったこともあり、それなりの量だったはずのラーメンはあっという間に丼から消え去ってしまいました。  

 滅茶苦茶腹が減っていたことを差し引いても口コミサイトの前評判を上回るうまさですが、今後は山頂で絶景を眺めながらのカップ麺や鍋焼きうどんと洒落こむか、下山までギリギリの空腹に耐えてこいつにがっつくか、悩みどころが増えてしまいそうな山行でありました。


スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

プロフィール

piccoli

Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カテゴリー
月別アーカイブ
ブログ内検索
最近の記事
最近のトラックバック
最近のコメント
リンク
フリーエリア
にほんブログ村 自転車ブログへ にほんブログ村 自転車ブログ ツーリングへ にほんブログ村 釣りブログへ にほんブログ村 釣りブログ 波止釣りへ にほんブログ村 マリンスポーツブログへ にほんブログ村 マリンスポーツブログ シュノーケリングへ
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。