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摩訶曼荼羅華曼珠沙華  巾着田へGo!

 ここ何年も気になっていながらタイミングが合わなかったり、他の事を優先したりで放置状態になっていた場所があった。
埼玉県は日高市の高麗郷、巾着田である。 秋分の日ごろになると数十万本の彼岸花(曼珠沙華)が咲き乱れる場所である。 それが今回、9月19日というほぼトップシーズンに近い時期に休日が重なり、なおかつそれほど悪天でもなく、おまけに前日は早上がりで帰宅できないので登山に行くこともできない・・・というもうここへ行くしかないだろう!という状況が完成された。

 電車で行ってもいいのだが、多少体も絞りたいし、距離的には50㎞前後となかなか頃合いなので自転車で行くことに決定。 巾着田で時間を食ってしまったら帰りは輪行にすることにしてまずは出発。

 ところが、好事魔多しというか急いでる時に限ってナチュラルな足止めというか、選んだルートの途中によりによってこれまた以前から気になっていながら放置状態のスポットがあった。それは小平市下水道ふれあい館と言って、巨大な下水道のに入れるという少年の心を持ったおっさん(バカともいう)には大変魅力的なスポットであった。

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 もうちょっと早く出発していたらまだ開いていなかったはずだが、出発前にギアを掃除したり油を差したりしていたら思いのほか時間を食ってしまってここの前を通った時はすでに誰でもウェルカム!開館してますよ状態だったのだ。  巾着田とてそう何度も来るわけではないだろうし、この下水道館の前だって何度も通るわけじゃないからこのチャンスに行ってしまおう!と1も2もなく飛び込んでしまった。

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 地下25mまで階段を下り、潜水艦か船にあるような防水水密扉の先へ進むとそこが下水道であった。 空中に見学用の橋が渡してあって、そこから見下ろすことができるのである。 ライトがあるとはいえどんよりとうすっ暗く、灰色に濁った水がひたひたと流れているという、まさしく下水道以外の何物でもない場所であった。 見学用の場所のため清潔ではあるのだが、流れている水は下水なのでやはり大変臭かった。 早々に退散して出発する。

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くっさー


 微妙に登り基調になっているのでペースが上がらないまま先へ進むが、東村山浄水場のあたりと西武園を抜けた先、小手指のあたりで道を間違えタイムロス。 天気も事前の予報に比べてあまりよくなく、どんよりと曇っているのでイマイチ気勢も上がらない。 入間市に入った辺りで正午になってしまったので、郊外で有名な山田うどんで飯にでもしようと思ったがこれ以上遅れるのも嫌なのでパリパリとカロリーバランスを齧ったりしながら走り続ける。

 そしてようやく1時を過ぎたあたりで巾着田に到着。 予定より1時間以上遅れてしまった。
さすが秋分の日に近いトップシーズンだけあって平日だというのにかなりの人出で、当初候補にしていた食堂は店員の人出が足りずセルフサービスのうえ大行列とあってとても近づける状態ではなかった。 仕方なくそのまま巾着田に入り、撮影に向かった。

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 ところで大いに勘違いしていたのだが、巾着田の中が一面彼岸花なのかと思ったらそうではなく、巾着田を囲むように流れている川沿いの林の林床に生えているのであった。彼岸花は一部まだ咲いていないところもあり八分咲きと行った所だが、中央のドレミファ橋のあたりは今が最盛期と行った所。 真っ赤な彼岸花の中にところどころ真っ白いのもあり、アクセントになってなかなか美しい。

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 …が、空が曇っているせいかいまひとつ視覚的に鮮やかさにかけるのと、林の中であまり強く日差しが入らなくて開放感が無いせいでイマイチ盛り上がらない。 河川敷のようにスコーンと上が開けていて青空の下だったらまた気分も違ったのだろうが、この明るさに欠ける雰囲気のせいで20分ほどで飽きてしまった。 そんなわけで途中で乳母車に乗ったコーギーちゃんに浮気などしつつ、一通り回ったら屋台村の方に移動しメシにすることにした。

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 とはいえ家でも食べられる焼きそばとかうどんをお祭り価格で割高で買うのはあほらしいなあ、という貧乏性が頭をもたげ、結局甘辛みそだれを塗った焼きまんじゅう一個とお土産の干しシイタケを一袋だけ買って済ませてしまった。

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コスモスにはまだ早い

 さて、いくら到着が遅れたとはいえ、これで帰るのはあまりにも空しい。 ぶっちゃけ自走で帰るならば時間を考えるともう引き上げても悪くない頃合いではあるのだが、ここまでの行程は自分が埼玉に持っているネガティブイメージそのまんまの退屈で茫漠とした景色でしかなかったので、観光地として比較的楽しめる高麗郷周辺で時間を使い、帰りはJRで輪行する方に大きく傾いていた。
 
 
 

 巾着田の北には日和田山という低山があり、これは高麗郷のシンボルマークともなっている。登山口から3~40分ほどで頂上に登れる山なので、ここに登ってちょろっと周辺スポットも回ったらまあ良い頃合いじゃないかな?ということで当初からチェックも入れてはいた。帰りが自走だとちょっときつそうだが、輪行と決めてしまえば行かない手はない。 さっそく登山口まで自転車で乗り入れ、登山を開始する。 気温はそんなに高くないし、ボトルの水もほとんど消耗していないので水の心配もない。足元がビンディングシューズなのはちょっとアレだが、これで神津島の天上山も登ってしまったしまあ大丈夫だろう。

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ここからが本番

 山というより近所の森林公園といった感じの道をすいすいと登り、鳥居を越えると道は大山のように「男坂」「女坂」に分かれる。こうした道の常で男坂の方が急峻で健脚向きだ。 当然のことながら男坂に進んでいくと、なかなかどうしてちゃんとした岩稜帯が現れた。 ところどころ手で掴まないと登りにくいし、なによりビンディングシューズの金属製クリートが滑ってやや危なっかしい。 赤いペンキで「キケン」なんて書かれていて、そこそこの高度感もあるので意外とスリリングであった。 というか、ビンディングシューズでここは下りたくない。

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意外と手ごわい


 岩稜帯が終わりに近づいたところで上から青年が降りてきた。 
「この先どうですか?」
女坂から登ってきたか、物見山、高指山を縦走してきたのだろう。 
「ちゃんとした靴なら大丈夫ですよ、自分は自転車用の靴なんでここを降るのはちょっとヤバいですね」とアドバイスしてすれ違う。

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 岩稜帯を抜けると突然視界が開けて鳥居と神社の前に出る。 金毘羅神社だ。ここからの眺望はなかなかのもので、さっきまでいた巾着田のほか、どんより曇ってはいたが丹沢の山並みがよく見渡せた。 もう少し空気が澄んでいたら富士山もきれいに見えていただろうが…。

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 山頂はもう少し上なのでさらに先へ行く。 頂上はそこそこ広くベンチなどもすえつけられているものの、樹林に覆われており眺望はない。山頂の標と三角点を撮ったら早々に撤収し、女坂をくだる。こちらは比較的なだらかな道だったが、湿った土で滑りやすく、この靴だとあまりスピードが出せなかった。

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山頂

 それでもコースタイムより若干早く下山。 登山道に停めておいた自転車にまたがり走り出す。日もだいぶ傾いてきたがあとは駅に行く途中のスポットに寄るだけなので気楽だ。

 ここ高麗郷はかつて高句麗(朝鮮半島)からの渡来した人が多く住んでいた場所なのでその名があるのだが、当然そうした由来の名所旧跡が多い。  亡命してきた高麗の王の廟がある聖天院とか高麗神社を回っていると、何とも言えない歴史ロマンの道を辿っているようで不思議といい気分であった。

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聖天院

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高麗王の廟

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高麗神社

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長沢酒造 個性的な酒が多い

 ついでに地元の酒造会社でお土産の酒「高麗王」を購入。 こうした寄り道もあってJRの高麗川駅に着いた時には走行距離は60㎞を越えていた。 電車が1時間に2本しかないのには面食らったが、月末に予定している遠征に向けなかなか良いトレーニングができたことに満足し家路へ着いた。
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 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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