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式根島へ・・・その3

 昨日よりさらに浅い眠りで目を覚ましたのが朝8時。 夜10時には眠りに落ちているはずなので10時間近くぐっすり眠っているはずなのだが、何故かスッキリしない。 そういえば夜中にやっぱり暑さで目が覚めてたんで1回全裸になったり(湯冷めで風邪引いたらイヤなんで、ウィックロンシャツの上に長袖シャツを着ていた)、酔い覚めで喉が乾いたのにテントを出るのがめんどくさいんで無理して寝ようとしたんだった。 

 で、もそもそとテントを這い出して洗顔&歯磨き。
 その後当然朝飯。昨日はパンが無かったけど今日は買ってあるもんね~♪とパンを入れてあるビニール袋をザックから取り出そうとしたのだが・・・・


無い


 なぜ? 何処へ行った? パンとお茶セット(ティーバッグ、ドリップコーヒー、スティックシュガー、パウダークリームを入れてあるタッパー)とギョニソーを一緒にしてビニール袋に入れておいたはずなのに! あのお茶セットにはビクトリノクスも入れてあるのに!!

 何度リュックやテントの中を見直しても見つからない。 仕方なくテント内に残っていたハーベストセサミクラッカー(船の中でつまむつもりだった)とカップスープという、最初の朝と変わらぬ貧しい朝食で済ませざるを得なかった。 晩飯も二日続けてラーメンだし、今回の旅は食糧難であるなぁ、とがっくりしながらパリパリとクラッカーを齧る。
 
 しかし、クラッカーにはやっぱりお茶だよなぁ。それにしてもビクトリノクスは使い勝手が悪いとは言え無くしたのは痛いなぁ・・・と考えてるうちに、この狭いキャンプ場内でそんなに忽然と消滅するはずは無い!そう遠くないところにあるはず!と確信めいた物が生まれたので、スープを飲み干したらそれとなくその辺のヤブにバキバキと踏み込んでみた。


・・・あった。

 鋭く切り裂かれたビニール袋に食い散らかされたパン。そしてコーヒーセット。無傷のギョニソー。
野良猫か何かがちゃんと蓋をしていなかったリュックから引っ張り出して荒らしたと見て間違いあるまい。

パンは1/3程度しか残っていない上に蟻がたかっていてどうしようもなかったが、無事なギョニソーを炙って齧り、ついでに紅茶も飲む事にした。

 ちょうどそこへ初日の夜から酔ってきたあの人懐っこいネコが寄ってきたので一切れギョニソーを投げてやったのだが、「フンフン」と匂いをかいだだけで口にすることは無かった。

パンをたらふく食ったからギョニソーはもう食わないのか?
そもそもギョニソーに食指が動かないって事はおまえが下手人と同じだからではないか?


などなど疑惑は汲めども尽きぬほど湧いてくるのであるが、証拠は何も無い。釈然としないまま耳の後ろなどを掻いてやるのであった。 お茶セットとビクトリノクスも無事に帰って来た事だしまあいいか。

 さて、貧しい朝食の後は朝風呂である。こっち来てから温泉ばっか入っている様だが、式根にきたら温泉の誘惑はでかいのである。 とりあえずシュラフを干してから水着とタオルを持って松が下温泉へ向かった。

 が、お手軽な松が下温泉は清掃中だったので、足附温泉へ。 まあぬるいのでもいっか・・・と、期待しないで行ったのだが、俺は足附温泉の真の実力を侮っていた。 俺が行った朝10時ごろはこの日の干潮直後で、もっとも熱い湯が出てくる時間だったのである。
 ぬるいお湯だし、と油断して勢い良く足を突っ込んだら銭湯並みの暑さだったので驚いてしまった。
肌に馴染めば良い湯加減ではあるのだが、しゃがんでいるとそこからジワジワと熱水が湧き出してくるので足の裏がじんじんと熱い。 ためしに満潮時、一番ぬるい時間帯でもなんとか許せるぐらいの暖かさを持っている湯壷に手を突っ込んだらとても我慢できないぐらいの熱さであった。
 
 この熱さだったらヘタな黴菌は死んでしまう事であろう、なるほどこれこそが「外科の湯」の本領発であるのだなぁ、としみじみ納得。 そんじゃあ〆に地鉈温泉へ、と朝風呂ツアーは続く。

 地鉈温泉は朝イチと言う事で良い頃合の湯壷は前二日とはちがい、かなり広範囲に広がっていた。かなり波打ち際に近いところが良い塩梅だったり、意外と奥のほうの大きい湯壷も大丈夫だったり。 そのくせその中間の湯壷は熱くて入れなかったりで、とにかく岩の隙間とお湯の流れと潮の干満が織り成す神秘はこちらの想像を絶しているのである。

 じっくりと湯を堪能したところでキャンプ場に戻りキャンプ場を撤収。ジェット船が出るのが2時過ぎなので最終日も昼ぐらいまでのんびりしていられるのが式根島のよいところ。真夏ならあらかじめ帰り支度を済ませておけば12時ぐらいまで海であそんでいられるのではないだろうか。

 その恩恵を味わうべく、キャンプ場脇の売店でビールを購入し、石白川海岸で海を眺めながらプハー。 まったく飯はいい加減なのに酒だけは普段より増えている。
 ちょっと一杯


 お土産屋で神津島の島焼酎「盛若」を購入し、帰りの港へぶらぶら。 港にほど近い売店で昼食用の弁当とたたき揚げとビール(!)を購入。東海汽船事務所で切符の購入を済ませた後、弁当とたたき揚げをつまみにビールをちびちび。 それほど大酒飲みでは無いのだが、温泉で汗を掻くせいかこの島にいるとワケも無くビールが飲みたくなってしまう。それにしたって朝っぱらからビールというのは異例である。何か不思議な力が働いているのではないか。 

 ホワっと良い心持ちになったところで事務所2階の展望室へ向かう。新島をぼんやり眺めていたら、パタパタとイソヒヨドリが飛び込んできた。 

イソヒヨドリ


この島にいると良く目にする鳥だが、青い羽に赤いおなかのキレイな鳥だ。展望台や海岸の案内板の上でポーズをとっていたりするなかなか芸達者なやつだったが、式根島からオイラにメッセージだろうか?  なかなか外に出られないので他の窓を開け放してやると、海に向かってようやく出て行った。

「また来るよ。じゃあね」


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Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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