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八丈島旅行(その4)

 石垣島の米原キャンプ場でも波の音はしていたが、こんなに目を覚ますようなことは無かった。 やはり珊瑚礁で弱まり、砂浜で優しくくだける波の音と、黒潮パワーが直接テトラにぶち当たる音は質が違う。

 おまけにどういうわけか、目の前に見える海側だけでなく、どういうわけか陸地のはずの方向からも波音が聞こえ、なんだか回り中から波音攻撃を受けているような錯覚に陥ってしまった。 鼻づまりで眠りが浅い事もあって何度も目が覚めながら、ようやく完全に寝入ったと思ったら、本当の恐ろしさは朝に待っていた。

 眩しさで目を覚まし、「もう朝か・・・・」とテントのポケットを探りメガネと腕時計を取り出すと

 5:30

 高血圧のオヤジじゃあるまいし何でこんな時間に起きないといけないのだ、と思ってもこの眩しさでは目が覚めるのも仕方が無い。耳栓はともかくアイマスクまで持っていくというのは過保護な感じだし。
 
 

底土キャンプ場底土キャンプ場 設備は快適なんだけど朝日の直撃が・・・。

 目が覚めてしまったのでテントから這い出す。で、このときようやく気づいたのだが、自分がテントを張ったのは朝日が一番よく当たる西側の端っこだったのだ。 慣れている人は朝日が遮られる一番海岸よりの東側の植樹沿いにテントを張っていた。

 テントや周囲の芝生は雨が降ったかのようにびしょびしょ。 海からの湿った風で凄まじい量の結露が発生したらしい。 昨日さっとゆすいでフライシートの上に干した化繊のTシャツはさっきしぼったばっかりのように湿っている。

 うーんだめだなこりゃと思いつつ、フライシートの結露をはたき落としてから干しなおし朝食の用意にかかった。 昨日買った食パンにスライスチーズを載せてギョニソーと一緒にかじるだけの簡単メニュー。それに一杯取りのドリップコーヒー(便利だねこれ!)。
 
 メシを済ませてしばらく待っているとようやくフライシートの結露が飛んだようなので、Tシャツを近くの木の枝に引っ掛け、シュラフのチャックを全開にしてテントの上に干す。 これをやるのとやらないのでは次ぎの睡眠の快適さがまったく変わってくるのだ。

 そしていらない荷物をパニアバックから全て取り出してテント内に入れ、海パンと洗面器具などだけを持ち今回の旅のハイライトである「南半分周遊&温泉ハシゴ」へと走り出した。  
 
 底土を離れてすぐ上り坂に差し掛かり、登竜(のぼりょう)峠まで上りっぱなしのワインディングロードとなる。 とりあえず助かるのはこの時間帯は日陰になっていて比較的涼しいこと。 そして風も爽やか。
直線の上りはそれほどではないが、グランツールの山岳ステージを髣髴とさせるこういうぐねぐねした九十九折りの上りはいかにもがんばって高度を稼いだような気がして結構好きなのである。 そしてふと振り返ってさっき自分がいた地点がはるか下に見えたりするともう堪んない、という感じである。

 殆どの荷物をキャンプ場に置いてきたとはいえバッグ類はすべて着けっぱなしなのと、前輪の空気圧が低いままでタイヤの転がり抵抗が大きいため、普段の日帰りサイクリングのように軽快な走りとは言えないが、コンパクトドライブ(インナー34)とダイエットに成功して最悪期に対して10kgほどマシになった体重のおかげで押しが入る事なくじわじわと高度を稼ぐ。

 そしてまず前半最大の難所、登龍峠をクリア。 さすがに八丈島のNo.1デートスポットなだけあっていい眺めである。
 登龍峠

 ここまでの登りでかなり水を飲んでしまったので(もともと普段からかなり水を飲むタイプなのだ。糖尿じゃないよ)ここの休憩所で補給しようとしたら

「雨水利用の水のため飲用不適」

の注意書きが。さすが離島である。

とりあえず先へ進むと、これまでの上りが報われるながーい下りのワインディングロードである。ただし前輪がヘナヘナなのでスピードを出すのは怖い。結局抑え気味にせざるを得なかった。

 しばらくするとようやく人家が見えてきて末吉の町へと入る。

 ふと案内標識を見てちょっと考え込んでしまった



 ↑中之郷

 →三原山登山口・ポットホールへの道


 当初、クリップペダルにトレイルランニングシューズの装備で八丈富士や三原山の中腹まで攻め、その後山頂まで登山、という計画も立てたのだが、購入したツーリングペダルがあまりにダメダメだったので結局ビンディングペダルのまま八丈行きを決行。このため登山にはこだわらない、というようにフレキシブルに予定を変更していた。

 しかしこの案内標識を見て、「三原山山頂まではこの靴(アディダス・シンクラインMTBシューズ)ではちょっと厳しくても、このポットホールとやらならば何とかなんじゃね?とりあえず途中までは舗装路だろうし」 とスケベ心を出しポットホール方向へ方向転換。 凄い上りなのでとりあえず押していくと、砂利道(砕いた溶岩というかスコリアみたいなやつ)の林道に変わったため、鍵をかけてここからは歩いていく。 MTBなら乗ったままでいいのだが。

 「所要時間1時間10分」という表示だったので「オレなら行きは50分、帰りは40分で大丈夫だね」などと甘く見ていたが、途中で再び舗装路に変わったにもかかわらず思いのほか距離があり、目当てのポットホールに到着するまで1時間30分近く掛かってしまった。 

 途中、ボトルをケージからリュックサックに移し換えるのを忘れていたのに気づき「この暑さで脱水状態になったらどうしよう」と真っ青になったが、歩きは自転車に比べて発汗が少なかったので事無きを得た。

 さて、ポットホールというのは地学系をちょっと齧った方ならご存知だと思うが、ようするに「河川の流れや波の力で転がった石が地面を削って開けた穴ボコ」 であって、それ以上でもそれ以下でもない。

 巨大なのがいくつもできた上に水が干上がってナンダコレハ状態の凄いものも世界のどこかにあるが、これは離島の山の中。スケール的にはそれほどデカクはない。 だが、観察路を遡ると上から数十個並んでおり、連続したポットホールとしてかなりの規模のものであることがわかる。
c151.jpg

cf9d.jpgポットホール

 ポットホール散策路を踏破したいところであったが、川沿いの泥濘んだ道だし、既に予想外に時間を取られているのでさっさとUターンし、ダッシュで自転車を止めている所まで駆け下りる。 下りはきっちり50分ぐらいでクリアしたが、三原山山頂アタックのついでならともかくアレだけの為に往復2時間以上かける価値はあるかと聞かれたらそれは「?」ですな。

 周遊道路へ戻り、しばらく行ってからちょっと周回道路にを外れ、八丈島灯台~末吉温泉、洞輪沢方面へと向かう。この旅のメインテーマ「温泉のハシゴ」第一目標、「末吉温泉みはらしの湯」が待っているのだ・・・。

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 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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