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廃墟探訪

 友人が「どっかおもしろいとこないか」「廃墟を見に行きたい」というので、情報収集して一番手近でそれらしいところに行ってきました。 奥多摩の倉沢集落とか秩父の日窒鉱山なんかの評判がいいのですが、交通の便も悪いし、友人は体力もなく山道を歩くのも無理がありそうなんで…。 場所は神奈川県横須賀市田浦町の一角にある開発に失敗しちゃった谷戸地区の住宅街です。

と、その前に面白スポットに寄って行こうぜってことで鷹取山の磨崖仏にも足を延ばしたりして。

昔石切り場だったので切り立った石の壁がいくつもあり、ロッククライミングの練習場所(神奈川県岳連に申請の必要があります)としても有名ですが、壁の一つを物好きなおっさんが一人で掘ってこんなの完成させちゃいましたとさ。

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その後、船岡町と間違えてタイムロスしつつも、地図を見ながら「この辺だろう」とあたりを付けたところで見事に怪しげな廃村に到着。 細い道を通って廃墟のある谷戸に入って行くと、そこだけ異様な「滅び」の空気が濃厚に漂っていた。


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途中、ものすごい警告というか脅しの内容が書かれた紙がペタペタ貼ってある家の前に来たところで中から「ドンドン!」と音がし、二人そろって飛び上がる。 そのまま様子を見ていたら音がますます大きくなって中から蠅タタキでバシバシと窓を叩き出した。 これにビビッて一旦撤収。 自分はもうたくさんなのだが、もうちょっと見たいという友人に引きずられるようにもう一度地区に入り込む。

 相手に気取られぬよう今度は話し声を立てずに、抜き足差し足でその家の前を通り過ぎ、廃墟の奥へと入り込んだ。 ふう。 奥へ奥へと入って行くと、伸び放題の樹木はますますうっそうと茂りってきた。 どん詰まりまで行くとほとんどジャングルのようになり、鳥の鳴き声も多種多彩で凄い。 小さな橋も崩落しかけていて、もう何年も人の手が入っていないことがわかる。 入ってすぐのところは笹が低いところで刈り払われていたり、家庭菜園らしきものがあったので、休みの日に戻ってきてここで過ごす人もいるようではあるのだが・・・。

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朽ちゆく廃墟の雰囲気に圧倒され、適当なところで撤収。 昼食どきをすっかり逃してしまったが、城ケ島のしぶき亭ならこの時間でもやっているはずだなと思いだし、廃墟の後はさわやかな岬のさきっぽへ向かうのでありました。

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まぐろカツ

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城ケ島灯台 絵になる

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馬の背洞門
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テーマ : 神奈川
ジャンル : 地域情報

箱根の外輪山を攻めてみる(金時山・明神ヶ岳・明星ヶ岳)

 11月上旬は天気は良かったのだが、金欠で交通費が捻出できないことに加え、たわわに実った近所のゴミ捨て場の柿の収穫(手入れしてるのは俺だ。文句あるか)に時間を取られ、紅葉真っ盛りの三ツ峠や奥多摩に行くチャンスを逸してしまった。

1500m級はちょっともう遅すぎなので、それより低く紅葉が残っていそう、なおかつお手軽で交通の便がよさそうなところを・・・と検討していたら一つまだ行っていない山が思い当った。 金太郎で有名な箱根の金時山である。 眺望がすばらしいらしく前から気になってはいたのだが、小田急で小田原か湯本まで行ってからまたバスに乗り換えて・・・というのがどうにも面倒くさく二の足を踏んでいたのだ。

ところがカチカチ(マウスのクリック音)と交通情報を調べていたら、登山口の一つである乙女峠へは新宿から高速バス一本で行けて、よくよく調べたら途中の停留所の一つがウチから歩いて10分のところにある事が判明!こりゃもう行くしかないな!と言うことで行先は金時山に決定した。 往復だとバス料金は少し安くなるのだが、片道一時間半をピストンじゃいくらなんでも物足りないし下山後に何か見たり食ったりできるわけでもないので勿体ない(まあ帰りのバスでは御殿場で途中下車って手もあるが)。 せっかく箱根に近いのだから帰りに温泉、しかも立ち寄り湯に寄れるところが良いな・・・ってことで、明神ヶ岳、明星ヶ岳と縦走し、安い日帰り湯がありそうな強羅・宮城野・宮ノ下あたりに降りるルートをとることにした。 ヤマレコを見る限り、これだと距離は13~4㎞になるからそれなりに歩き応えもあるし、夕方にひとっ風呂浴びるにもちょうど良い頃合いだ。

 さて当日。 目覚ましより早く目が覚め余裕のよっちゃんでバス停に到着。ちなみに高速道の入り口には「近所の人にトイレを借りるトラブルが頻発しています!トイレは最寄りのSA・PAで!」なる看板があるのだが(このバス停が料金所のすぐ近くで、車も数台止められるスペースもあるのでここからちょっとトイレのために外に出るのが少なからずいたらしい)、今はちゃんとしたトイレが据え付けられているので待ってる間の尿意にも心配無用だった。 自分が用を足す間にも掃除のおばちゃんが来てチリ紙を補充していったから手入れもよろしいようだ。

 さて、木曽駒遠征以来の高速バスだが、判り切っているようにクッソ退屈だ。 あの時とは違い、日があって景色が見えたところで大半は灰色の防音壁&ちょっとだけ見える見栄えのしない高い建物(工場・マンション・ラブホテル・物流倉庫)ばかりのだから当然だが、こうなると早くも外界への関心を失ってしまう。 ちゃんと睡眠はとれたはずなのが、海老名を越えたあたりで眠気が襲ってきて、目が覚めたらもう御殿場の手前だった。

 御殿場まで来て高速を降りてしまうと防音壁はないし高い建物も少ないので景色も広がり、車窓から富士山がどお~んと見えてなかなかの気分。そして御殿場の町から山道へと入っていきぐいぐい高度を稼いでいく。 乙女峠のバス停に降りると中高年のツアーらしきグループが茶屋の駐車場で写真を撮っていた。 ここも富士山がどーんと見える好展望地だ。 ここでストックとGPSロガーをセットし出発する。

 最初のうちは針葉樹交じりの樹林帯で日が当たりにくい上にゴロゴロと礫が転がり今一つ意気の上がらない道だったが、少しずつ眺望も開け明るい道になってきた。 しばらく登ったところで展望台と茶屋のある乙女峠に到着。 茶屋は脱サラした人が経営していてコーヒーがおいしいと評判だったが3年前に廃業している。 人が使わなくなった建物は荒れるのが早いという定説通り、既にかなり荒廃してしまっていた。複数のルートが交錯する場所だから需要はあると思うのだが残念なことだ。
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 平日とはいえ登る人がだいぶ多い山なのだろう。ここで早くもほかの登山者とすれ違った。 金時山ではない方向へ進んでいったが、丸岳方面だろうか。   

 夜間かなり冷え込んだのか、この辺りまで登ると霜柱がずいぶん出ている。 とはいえ日差しも出てきたので溶け始めて所によってはぬかるみ始めてきた。 特に長尾丸山周辺は赤土なのでこれからさらに日が昇ったらかなりぐちゃぐちゃになるだろう。 天気もいいしお気楽ハイキングコースと思って油断したが、この時期はスパッツを装着したほうが良かったかもしれない。 

 眺望がきいて気分が良い道を進んでいくと、注意喚起の看板とともにいよいよ痩せ尾根と少し荒々しい岩場が出てくる。 鎖場というわけでなし、これまで通った登山道からすればフツーに想定内のところなのだが、初めてちゃんと山に登るような親子連れや遠足も多そうだからたしかにこの辺りではしゃいだりしたら危ないのだろう。特に子供「そういう事やらなきゃいいのに」という事をやりたがる生き物だしね。

そして頂上直下の岩場を越えると!グワッと素晴らしい眺望が広がる金時山の頂上へ到着!
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富士山だけでなく、通過した長尾丸山や峠の向こうの丸高山などの箱根外輪山、テーブルとベンチの正面には箱根山がどすんと鎮座し、大涌谷からはモクモクと湯気が出ている。 登山口から1時間半弱でこんな素晴らしい眺望を味わえるのだから人気が出るのも納得だ。 茶屋も2軒、ベンチもたくさんあり食事・休憩にはもってこいだし、ファミリー登山にはベストであろう。 もっともこのテーブルは火気厳禁だからバーナーで湯を沸かしラーメンやお茶を淹れる、というのはNGなのだが・・・。まあ、茶屋でうまいキノコ味噌汁を出しているし、カップラーメンもお湯を入れて売ってくれるので食べたければ食べられるのだけどね。

 さて、評判の熱々キノコ味噌汁でも飲んでいきたいとこだが、快晴無風でそれほど肌寒さを感じないのと、出発があまり早くなかったので日の短いこの時期ではあまりのんびりしていると日没の不安がある為、ここは小休止程度にとどめて先へ進んでしまうことにした。 この眺望をもう少し堪能したいが、この先も好展望の場所が多いみたいだし、何よりこの便の良さがあればいつかまた来ることもあるだろう。

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 明神ヶ岳へ向け頂上直下のゴツゴツした露岩帯を降りていくと、下から次々に登山者が上がってくる。 親子連れ、中高年グループと年齢層も多彩でさすがに人気の山だ。  日もだいぶ高くなってきて朝の冷え込みも無くなったところにこの急坂だからだろう、登ってくる人たちの多くはジャケットやウィンドブレーカーを脱いで腰に巻いていた。 雨蓋の付いていない小さなデイパックではヒョイと挟むわけにいかないから仕方がないのだろうが、枝にひっかけたり、ほどけた拍子に落としたり、裾を踏んづけて転倒しないか気になってしまう。 やはり朝晩で気温の変化の大きい時期はザックは大きめのものにするか、ドローコードで脱いだウェアを挟んでおけるモノの方がよいだろう。 

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 さて、外輪山はなだらかな稜線かと思いきや、ここから矢倉沢峠までは一気に300mも高度を下げることになる。 少し勿体ない気もするが、このおかげで自分が進んでいく方向の展望が開けているのだ。 行く手を見ると、緑色の丘があり、その中に彫刻刀でサクッと一本掘りぬいたような道が丘の上へ続いている。 まるで絵本のような光景だ。 ただ、その緑色は芝生や草でなく、かなり背の高い笹林なので中に踏み込んでしまうと眺望はきかなくなる。  ここに生えているのはハコネダケと言って、大きくなるササ(メダケ科)、という実に紛らわしいやつなのだが、細くかなり密に生い茂ってまるで壁のようになっている。 これが真上は開けているのでなんというか公園にある大型迷路アトラクションに入り込んだようだ。

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 この笹林の中の一本道は日があまり差さないせいか、雨が降っても霜が融けてもなかなか乾かないのだろう、ここ数日晴れ続きのはずなのに足元はじっとりと湿っていた。 そうして笹林の中を進むと突如として茶屋が現れた。 ここが分岐のある矢倉沢峠であろう。 ここの茶屋は幾つかのブログを見ると廃業とか休業となっていたが、周りの木は綺麗に剪定されているし、ドアは開いているし、中に主人らしき人はいるし、御品書きの張り紙は比較的新しいし普通に営業しているようだ。

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 茶屋を過ぎて笹林の中をさらに進むと小高い山を登って行くようになり、少しまた展望が開ける。ふと振り返るとさっきまでいた金時山がその全貌をあらわにしていた。 ここから見ると釣鐘型で山頂近くはかなりの傾斜に見えてかなり登り応えがありそうに見える。 そして、通ってきた山から下りて笹林の中を通っていく一本道もくっきりだ。 大菩薩峠から石丸峠の道でもそうだったが、こうして歩いてきた山だけでなく道もくっきり見えるというのは成果がはっきりしていて大変気分が良い。

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 フト足元を見ると、リンドウがところどころに咲いている。 ビッシリ咲き誇っているわけではないが、登山道わきにいくつも咲いているとまるでマラソンの応援のようで心が和む。 3000m級の山では時期を外したか、余裕が無くてちゃんと足元を見ていなかったかであまり高山植物を見ていなかったのでその埋め合わせと行った所だろうか。 特に珍しくない花だが、青紫色が綺麗なのでやはり咲いていると嬉しいものだ。

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ずっとなだらかな笹林を歩いていて、明神ヶ岳までのタイムが心配になり始めたあたりで広葉樹林帯に入りはっきりとした山道の感じになる。 なんかこういう変化を持たせてくれるのも至れり尽くせりな感じだ。 このあたりは木曽駒や牛ノ寝通りの鮮やかさには及ばないもののまだ紅葉しており、11月上旬に紅葉を堪能し損ねた分を埋め合わせてもらった感じだ。 もう紅葉は終わりだろうと思っていたのでこういうおまけは嬉しい。これまでと違いはっきりとした登りをこなしていくと火打石山の肩へ出る。頂上へは道は繋がっておらずここは巻いてしまうのだ。

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 この肩に出ると樹林帯は切れ、明神ヶ岳方面への眺望がまた一気に広がる。 事前のコースタイムを読み間違えていたのかだいぶ時間がかかってしまったが、とにかく頂上は視界にとらえた。 火打石山からは傾斜はまたなだらかなので再びピッチを上げる。

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 明神ヶ岳の頂上はまた例によって霜柱が解けてグズグズにぬかるんでいてやや難渋したが、それ以外の困難はなく登頂!と思ったがそこはまた前衛峰というか双耳峰みたいなところで、本ピークはまたちょっとむこうにあった。 そして12時48分、ようやく明神ヶ岳のピークに登頂。 富士山の前に先ほど登った金時山が入ってまたいいアクセントになっている。

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まだ前衛峰

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こちらのほうがやや低いはずだが、金時山を見下ろすように錯覚してしまう


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テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

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Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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