お買い物

 自転車のトレーニングがてら、八王子のぐりーんうぉーく多摩ショッピングモールと府中四谷のスポーツアルペンをはしごしてきた。

ちなみに目当てのものはコレだった


発熱防風アウトドアグローブ

REIのグローブを使うほど寒くないかな、という時にはイボつき軍手とレイングローブを併用してみた(棒ノ折山のとき)のだが、レイングローブのインナーメッシュのすべりが非常に悪く着脱がスムーズに行かなかったので頻繁に取り外しをしたい山では実用に耐えないと評価せざるを得なかった。 
 
 で、自転車用グローブを立ちゴケして転んで穴を開けてしまったのを期にこいつに変えるのも面白そうだなと、思ったのである。 撥水性、保温性もまあまあなので、単体で暖かさが足りない時はイグニオのインナーグローブと併用すればいいのだが、レイヤリングしようとするとMではちょっときつい。ところが店頭にはMとSしかなかったのだ。 パンツ類はLとかO(LL)、2XOとかでかいのばっか置いてあるのにねえ。色も画像のような紺色でなく、妙ににエメラルドっぽいものとピンクしかない。
結局合うサイズ・色とも在庫が無く、断念。


 一方、店頭で見つけて即購入したのはこちら


スゴ発熱 メンズ アウトドア ストレッチパンツ (SF-9D16003P)

秋・冬向けのものだと伸縮性に富んだ2WAYストレッチパンツがあるのだけど、こちらは裏地があって暖かさを重視したモデル。5980円のものがシーズン終盤の処分価格なのかなんと半額の2980円になっていた。
これまではタイツと作業用カーゴか、ユニクロの裏フリースカーゴを使っていたのだが、フォルム的に「ちゃんとした」アウトドア用パンツをはけるのは少し嬉しい。 ユニクロの裏フリースカーゴは暖かさで言えばなかなか良いのだけど、うっかり濡れたり多量の発刊があると裏地のフリースが思いっきり水を吸ってしまうので少し気になっていたのだ。

今年はあと何回出番があるかは分からないけど、普段着にしても悪くない外見なので、買ったままタンスの肥やし、と言うことはないだろう。うん。
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清八山~本社ヶ丸で今年もラッセルラッセル

 5日、都内でもショボショボと雪が降ったが、ライブカメラで確認したところ山梨では結構降っている感じであった。 都内ではそのうち雨になったが、こちらより気温の低い山間部ではずっと雪だろうからはるかに積もっているんではあるまいか? と予想した。 その予想の下、トレースのない雪面に自分の足跡をつけてやろうじゃないの!と笹子駅から登る清八山に決めた。まったく持って身の程知らずである。 大菩薩でもいいのだがこないだ登ったばっかだし、やはりちょっと変化が欲しいのだ。

 ちなみに清八山といえば去年も今頃積雪がたんまり残っているところに入山したが、トレースをたどっているうちに登山口に入る前から盛大に道を外れて森の中の支尾根に入り込んで1時間ほど森の中を彷徨した挙句スタート地点に戻ってしまい、このタイムロスで日没までに下山できずヘッドランプの明かりの中消耗しきって下山という醜態をさらした山である。

 その後秋晴れのさわやかな日に三ツ峠まで縦走し、これがまたなかなか楽しい山だったので、今回できたら雪の三ツ峠も見てみたいところであるし、可能ならば三ツ峠まで縦走してやろうと目標を立てた。 ただ、無雪でもかなりの長丁場(居心地のいい山頂だったので長居してしまったというのもあるが)だったので、ただでさえ日も短いこの時期に雪で余計に時間のかかりそうなコンディションではトラブルが無かったところで日没までに下山できない可能性もある。 そんなわけで、「午前11時までに清八山の山頂につけなかったら本社ヶ丸へ、12時までに着けなければ来た道を引き返す」と決めてた。もっとも清八山~三ツ峠間は雪の積もった状態で歩いたことはなく、この設定とて適切なのかどうかわからないのだが…。 

 前日あまり早く眠れなかったうえに、目覚ましが鳴る数時間前から何度も目が覚めてしまいろくに睡眠をとっていない状態でJRに乗り込む。 本当は始発で出発したいのだが、そうするとほとんど寝る時間が無くなってしまうので例の京王線乗り換え便だ。 自宅の周りではほとんど雪は残っていなかったが、高尾駅に近づくにつれて線路沿いの建物が白くなり始めた。これは期待できそうである。 そしてJR中央本線に乗ると、どんどん真っ白になっていく。 ただ、融けずにフカフカな状態で残っているとはいえ積雪量自体は大したことがなく、10㎝前後であろうか。 

「う~んこれだとスノーシューは無駄な荷物になっちゃうかな…」と微妙に落胆が入る。 実は去年、1月に大雪があった後Amazonnで安物のスノーシューを勢いでポチってしまったのだが、その後の積雪は大したことがなく埃をかぶっていた。 スノーシューゲレンデに泊まりがけで行くような暇もないし、あわよくば今日の積雪でデビューさせたいと思っていたのだが、これではまるで重石を持ってきたようなもんである。

 とりあえず笹子駅に降り立ち、登山口へと向かう。 駅から登山口までの車道と林道歩きが長くかったるいのだが、今日は雪景色なので少し気がまぎれる。それでも車両に通られたりすると「変電所まで乗ってくか?」ぐらい声かけてくれてもいいのになあ、と不満に感じてしまう。 ところが今日は変電所まで行く車はなかったようで、途中の工事現場と思しきところで轍は止まっていた。



 ここから先は俺一人…と思ったが、すでに一人の足跡がある。 自分が一番乗りと思ったのでちょっとムッとなるが、始発電車入りしたのだろうか。 足跡によってはうっすらまた雪を被った様な感じもあるので、雪がやまぬうちに入った可能性もある。 時折笹子の観光案内のブログに日の出を山頂で迎えて写真を撮る人がいるので、ひょっとしたらその人が朝日+雪景色を狙って深夜のうちに入山したのかもしれない。 それじゃ技術・体力・経験のすべてで敵うわけもないのですこし穏やかな気持ちになって足跡を追う。

 変電所の前に来たところで蒸れを感じジャケットを脱ぐ。 このサウスフィールドの2.5層ジャケットは防風性は素晴らしいのだが、カタログスペックとは違い透湿性は無いに等しくものすごく蒸れるのだ。 で、脱ぐと内側にしっとり結露していたりするのだが、今日は気温が低いせいかぱりんぱりんに氷結しており、脱いだとたんパラパラと氷のかけらが落ちていった。 気温にしたらマイナス7~8度前後だろうか? この分だと山頂辺りはもっと冷え込むだろうと考えると、ワクワクするような恐ろしいような。

 脱いだジャケットをザックの雨蓋に挟み、魔法瓶のお湯を飲んでいると、後ろから中年の女性が追いついてきた。 一本遅い電車でやってきてバスで追いついてきたのだろうか。 どちらにしても雪の直後、こんなマイナー山を狙ってくるなんて物好きな方である。 装備は洗練されてる上にかなり使い込んでいるようであるし、経験・実力とも自分よりありそうな人だが、ベルト式のアイゼンは装着に時間がかかるようでまたしばらく自分が先行することになった。

林道2

 変電所から先は舗装されておらず石がゴロゴロのイマイチ歩きにくい道だが、このぐらいの雪を被っていると凸凹が均された上にクッションが効いて逆に歩きやすい。 実際には余計二時間がかかっているのかもしれないが、雪景色に気がまぎれていたこともあり、三ツ峠へ縦走していった時よりも気分的には早く着いた気がする。

林道3

林道4


 登山ポストを過ぎ、まだ育っていない植林帯を登り始めると積雪が少しずつ厚くなって来た。 では、そろそろ、と言う感じでスノーシューをつけてみたが、事前に装着テストをしなかった(だって雪降ってないんだもん)ので、なかなかカッチリと嵌められない。モタモタしているうちに先ほどの女性が追い抜いていってしまった。 これで焦ってしまい、びみょーに緩んだまま登り、すっぽ抜け、また嵌めなおしては登りとまるでペースが上がらない。 

登山道1


登山道2
 
 で、一つ問題があった。 スノーシューってのは本来平坦~緩斜面で使うものだが、この清八山の北面登山道はかなりの急坂まうえ、登山道もそれほど広くないのであまりスノーシューには向かないのである。ちなみにスノーシューでもMSR ライトニングアッセントとかTSL 305エスケープといった一流メーカーのものは急斜面用にチューンされているのだけど、自分が購入したのはそういう一流メーカーの1/5程度の値段の特売品(ノースイーグル)でそんな機能は望むべくも無い。 さらに悪いことに、一応雪団子が付着しないようにスパイク部分にはチェーンルーブを吹きかけておいたのだが、これが低温ではまったく用を成さずあっという間に スパイクが詰まってグリップ力がなくなってしまった。 一歩踏み出すごとにずるっと半歩ほど滑って引き戻されてしまうのである。 
 
登山道3


 パワーロスが大きすぎるのでスノーシューは早々に放棄しアイゼンに付け替えることにした。 頂上まではただの重石になったわけで先行き暗いなあ、とず~んとテンションが下がったのだが、さらに悪いことに今回新調したアイゼンも事前に装着テストをしていなかったのでうまく嵌らないのである。 去年本社ヶ丸に登った際、頂上稜線はガッチゴチに氷結しておりチェーンスパイクの甘い爪では食い込みが足りず少し怖い思いをしたのでエバニューの10本爪を購入したのだが、ベルトを締めてもいまひとつフィット感が甘く、登っていると少しずつ緩んでくるのである。
無いよりはるかにマシとはいえ歩いているうちにズレてくるアイゼンを何度も直すのは面倒だし、ペースも上がらない。 

登山道4


 そして無駄にゆっくり進んで無駄に寒気に当てられているせいか、本当に気温が寒いせいか、冷気がグローブを突き抜けて手がしびれてきた。 正確に言うと他の4本は「かじかんできた」程度なのだが、小指が尋常じゃなく痺れてきたのだ。 ちなみに今日はREIの二重グローブなのだが、アウターグローブを着けているとカメラの操作やベルトの締め付けがやりにくいので外しており、途中からインナーフリースグローブだけを着けていたのだ。 だったらさっさとアウターグローブも嵌めればいいのだが、紛失防止のコードを嵌めたりとかがこれまた面倒くさいのと、「どのくらいまで耐えられるか」「凍傷なりかけってどんな感じか」という度し難い好奇心に押し切られて、何度か立ち止まっては激しく手を擦り合わせては「よし、嵌めるのは峠に出てからにしよう」と決めてしまった。 1500m級だからいいようなものの、これが八ヶ岳とか南アルプスだったらフツーに指の運命にかかわるので良い子は真似してはいけない。

時おり手を擦り登高を続けふと振り返ると、背後に南アルプスや大菩薩の山々が木々の間から見えるようになってきた。大沢山や笹子雁ヶ腹摺山の稜線より高いところまでやってきたわけで峠まであと少しということだ。

 と、前方に登山道に入ってすぐ自分を追い抜いていった女性が見えた。 どうも正規のルートが吹き溜まりになって腰まで積雪が来てしまい進行不能になったので引き返して樹林帯を突っ切ることにしたらしい。 見ると、斜面の途中まで雪を踏んだ跡があるが、確かに尋常じゃなさそうな積雪だ。 パワーも時間もだいぶ消耗しただろうにスノーシューを持ってた自分が大きく遅れて何の力にもなれなかったのがなんとも申し訳ない気持ちになる。 女性は「正規の道のほうは踏み跡がなくなっていた」と言っていたが、そういえば足跡の一つは峠の方に向かわないで清八山の頂上の方へ直登していた。そちらの方がよかったのかどうかは判らないが・・・。

 アイゼンの調子は相変わらず不安定なので女性に先行してもらい、ようやく峠に到着。登山道は北側斜面なのでここまで来てようやく明るく開放感が出てきた感じだ。見回すと峠から降りる通常のルートの踏み跡はあるようなのだが、やはり昨日の雪が吹きだまった所為で途中で埋まってしまったようだ。

女性は本社ヶ丸へ向かうとのことなのでここで一旦別れ、自分は清八山へ向かう。 それにしてもとにかく樹氷が美しい。日当たりの悪い北側斜面で今一つ意気が上がらなかったが、稜線に出た途端こんなご褒美が待っているとは。 最後にやや急な登りをズボズボとトレースを追いながら頂上へ向かったが、どうしたことか? 山頂手前の小さなコブのところでトレースは忽然と消えてしまった。 風で足跡がだんだん不明瞭になって消えて行ったとかそういう感じではなく、深い足跡が本当に突然無くなってしまったのである。

山頂へ1
キラキラ樹氷

山頂へ2
あら、トレース消えた

 一人でラッセルしてきてここまで来れるくらいだったら頂上まで行けないはずはないので不可解ではあったが、最後の最後、頂上までの登りをまっさらな雪を踏んで自分のトレースをつけられるというのはご褒美のようでもある。 ここは喜び勇んでズボズボと最後のラッセルを行い頂上を踏ませてもらった。



この山の山頂は狭いのだが本当にまあゾワゾワと震えるような絶景で頂上に着くたびに雄たけびをあげてしまう。

富士山と南アルプスもそうだが、今日は近くの道志の山々や下の町も雪化粧しているので美しさが際立つ。

山頂1

山頂2

山頂3

山頂4

山頂5

この景色をずっと眺めていたいッ! と言うぐらいの絶景だったが、風がビュービュー吹いてきて立ち止まっているのも辛くなってきた。とりあえず動かなくてはならないのだけど、時間を見ると11時30分。 既に三ツ峠に向かうタイムリミットは大幅に過ぎている上に、当然のことながら三ツ峠へ向かうトレースはできていない。これで三ツ峠に向かったら日没までに下山はおろか登頂すら怪しい。 途中まで行って清八林道からエスケープと言う手段も無くはないが、それは達成感もないしあまりにも面白くない。 おまけに駅までの帰りも無駄な舗装路歩きが多くなってしまいそうなので、ここは昨年も経験していてある程度計算ができる本社ヶ丸に行った方がいい。 そう判断すると踵を返して今来た道を峠に向かって引き返した。


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テーマ : 山登り
ジャンル : 趣味・実用

プロフィール

piccoli

Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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