20年目のビアンキ 小破を繰り返してこうなった

年末たくわん購入ポタリングで自己流改造したブルホーンバーを折ってしまい、新しいのを買う気も起きないので結局以前乗り潰したMTB用のフラットバーを移植することにしたのは年末のエントリーの通りです。

で、注文したフラットバー用のサイドプルブレーキ対応レバーが届いたのでようやく移植完了しました。

 ちなみにブレーキレバーはオマケにワイヤーもついていて、これはママチャリに使うことにしたのですが、既に前用後ろ用と長さを切りそろえてあるのに気付かずに後ろ用(長い)ワイヤをバチーンと前用に切断してしまうという大ポカ。 何やってるんでしょうねえ・・・。


それはともかく、これが20年酷使し、あちこち壊れるたびに安物部品で凌いだ末の現在の姿です。
やはり頻繁に使うブレーキレバーが一番消耗するようで、購入時についていたものから数えてなんと5つ目! ちなみにレバーはシマノ フラットバーシリーズ ブレーキレバー BL-R550-Sってフラットバーロード用のいっちゃん安いのですね。当初テクトロの予定でしたがメーカー在庫もないためこれになりました。
グリップはI Liveというメーカーのもの。なんかサーティーワンアイスのチョコミントを思い出させます。 ちなみに現在右のビンディングペダルもかなりやばいことに。

bianchi1.jpg

bianchi2.jpg

その場その場で安いパーツをつけるのではなく、もうちょっと長期的視野に立てば買い替えも少なかったのではないかというのが正直なところです。

最初にデュアルコントロールを破損した際にWレバーと通常のブレーキレバーにしたのは仕方がないとして、ツーリング用途に転用、ブルホーンバーにしてから、ワイヤーをインナー化したのが最大の疑問点かもしれませんね。

ケーブルのインナー化では
*ハンドル周りがすっきり
*ハンドルを握りやすい

というメリットがあるのですが、デメリットとして

*ワイヤーの取り回しに無理があって引きが重い
*ワイヤー交換が面倒
*接触・転倒などでレバーがずれると容易に修正できない
*ハンドルの耐久性がガタ落ち

がありました。これはやってみるまで判らなかったのですが、分かった以上今後やることはないでしょ。 ちなみに市販のブルホーンハンドルでもかつてはケーブルをインナー化するために穴の開いたものが有ったのですが、メーカーが穴を空けたものでもやはり耐久性の低下は避けられなく、破損のトラブルは時おり報告されていため廃れたようです。

ブルホーン化のときにワイヤーの取り回しや使い勝手、メンテナンス性のことを考えた場合、ツーリング用と割り切るのならばギドネットレバーがベストな選択肢だったのではないかと今は思っています。



 当分この形で落ち着くと思いますが、スプロケットやホイールが限界に来たときは9速のBLUEから移植することになると思うので、その時にはまたハンドル交換? ですかね。その時は昔の少年用自転車よろしく、セミドロップバー(マスターシェ・バー)にするのもありかな。






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ドッピーカン! 雪の大菩薩嶺!

年末の丹沢、正月明けの棒ノ折とわりかしコンスタントに山行を繰り返し、足もいい感じで出来上がっているのでここはいっちょ雪の山に行くか、となった。

 丹沢山は良さそうだけど、途中の日高手前までこないだの予想外の好調で登ってしまったし、雪があってちょっと歯ごたえがあって、なおかつある程度計算できる山…となると去年えらい目にあった清八山から三ツ峠か、大菩薩ということになる。 さんざ迷った末にヤマレコである程度状況が分かり計算のできる大菩薩にした。 清八山から三ツ峠の縦走ルートは通る人もあまり多くないためトレースがしっかりできているか怪しいのと、長丁場のため雪が多かった場合の時間が計算できないため少し不安なのだ。 まあ、清八山登頂タイムによって本社ヶ丸にコースを変えるか、清八林道に逃げるか、撤退という手もあるが、大丈夫だろうと判断して御巣鷹山の取りつきあたりで力尽きたりしたら目も当てられないではないか。

 そんなわけで大菩薩に向かうべく早起きして登戸駅に向かう。冬の間は甲斐大和から上日川峠ののバスがないため、塩山から大菩薩峠登山口のバスに乗ることになる。 甲斐大和より早くバスが出るので余計に早起きせねばならないのだが、朝食にパンを焼いていたら時間を食ってしまい4:55の電車に乗り遅れてしまった。 ところがこの後の5:16の電車に乗って分倍河原で京王線に乗り換えると、高尾駅に先回りして30円安い! という西村京太郎の推理小説のようなマジックが可能なのである。 というかそれなら最初からその電車にすればいいじゃんと思うのだが、あんまり頻繁な乗換はしたくないのである。 

 と、こういう乗り換え技を駆使し、早寝したので電車内で爆睡して乗り過ごす事も無くJR中央本線で塩山へ向かう。 甲斐大和から塩山に向かう途中の車窓から朝日に輝く南アルプスが見え思わず興奮してしまった。 こういうのはおまけを貰ったようでいい気分。 

車窓からの南アルプス
車窓からの南アルプス

 無事に塩山駅に着きバスで大菩薩登山口に向かう。 登山者は自分以外には二人組の女性だけだ。 二人は丸川峠に向かったが、自分は唐松尾根から登頂る予定なので誰もいない登山道を行くことになる。 車でやってきて先行してる人はいるのかもしれないが…。

 それにしても不思議なのは、シーズン中だと唐松尾根から登る人が多いのに、ヤマレコを見るとほとんどが丸川峠から登っている。 北面で雪が融けないのでたっぷりスノーハイクを楽しんだ後唐松尾根で一気に下山したり大菩薩峠から降りてくるのが冬のポピュラーなルートなようだ。 今回は前回使わなかった唐松尾根を通ってみたいのと、やはり大菩薩のキモともいうべき大菩薩峠から雷岩の雄大な稜線歩きを楽しみたいのでこのコースなわけだが、雪深い丸川峠ルートというのも次回の課題として登らなければ・・・・。 

 さて、そんな感じで歩き出したのだがしょっぱなから大きくタイムロスした。 実は前回の山行でストックのロワーシャフトを曲げてしまい、畳む際に長さを調節するクランプ部分に引っかかるようになって、無理やりねじ込んでいたら今度は伸ばす時に上手く固定できなくなってしまったのだ。 しばらく進んではカクンと引っ込んでしまい、そのたびに締め直しの繰り返しでなかなかペースが上がらなかった。 加えて朝の低温(予報によると-7~8℃)で、歩き出して30分もしないうちにハイドレーションの水が凍ってしまい、何とか解凍しようとしているうちにまたもタイムロス。 結局ストックの方は何度かやっているうちにきちんと固定できたのだが、ハイドレーションの方はマウスピースはおろかザックの外に出ている部分まで完全に凍結して使用不能になってしまった。 

 去年の清八山や大岳山でも起こったことである程度は予想していたのだが、飲んだ後息を吹き込んでチューブから水を追い出して止水栓を閉じればいいと甘く考えていた。 今回は最初の一口目を飲む前に凍結してしまったのでもうどうしようもない。 念のため魔法瓶にもお湯を入れてきてはいるのだが、出すのも面倒だしそもそもカップラーメンの湯沸し時間短縮用なのであまりガバガバ飲むわけにもいかない。 上日川峠に出てから考えることにしてそのまま登り続ける。

千石茶屋
千石茶屋

 千石小屋の前を通って林道を少し登り、登山道に入ると早くも雪がだいぶ残るようになる。 早速チェーンスパイクを装着した。 今日は買ったばっかの10本爪かチェーンスパイクか迷ったのだが、雪が残っているところと土の露出しているところが頻繁に変わりそうだったので、取り外しが容易なチェーンスパイクにしたのだが、その予想通り雪がなくなって枯葉の道に変わった。 ところがその枯葉の下に再凍結した雪が隠れていたりで油断がならない。 ここはスパイクをつけたまま通ったのだが、こういうところで10本爪のアイゼンを外したり、また慌てて着け直したりしていたらまた大変なタイムロスになっていただろう。 今回はチェーンスパイクで正解だった。

登山道入り口
汚れていて工事看板かと思って一回見落として通り過ぎてしまった

まだ日の低い中少しづつ高度を上げ、標準タイムを大幅~にオーバーして上日川峠に到着。 ありがたいことにロッヂ長兵衛の前の水場は凍結防止のために水が流しっぱなしになっており、カップが置いてあったので冷たい水を飲むことができた。寒いのだがここに来るまでかなり喉が渇いており、時折登山道脇の雪をすくって口に入れて凌いでいたのだ。、ここでしっかり飲んでおけばしばらくは飲まずにいられるだろう。 キンキンに冷たい水をカップに二杯飲み、トイレも済ませて行動再開。 ここから登山道が始まるのだが、すでにかなりタイムをロスしているので福ちゃん荘まで車道を行くことにした。 車道もきっちり雪をかぶっているので足に負担のかかる舗装路歩きをしなくていいし、見た目にもやや広い登山道といった感じでそれほど違和感がない。

水場
水場

ロッジ長兵衛
ロッジ長兵衛

 短縮できたのはほんの数分だろうが、順調に進み福ちゃん荘に到着。 黒胡麻きな粉げんこつ飴を頬張ってエネルギーを補給したのちに唐松尾根を登っていく。 日当たりがいいので雪はあまり残っていないだろうと思ったのだが、低温に加えてこのコースを通る人が少なかったのか、トレースはしっかりできていて踏み固められているとはいえまだだいぶ雪は残っていた。

車道
登山道に比べるとちょっとだけアップダウンが少ない

ミラー
車道なので当然こんなことも

車道2

福ちゃん荘
営業してなかった

 急斜面でやや雪が緩んでいるところはチェーンスパイクを装着していてもズルリと少しずつ足を引き戻されたりするので、清八山や鷹ノ巣山でもやらなかった「逆ハの字ガニ股歩き」を初めてやることになった。 これもアライテントのカタログでナンガ・パルバットを登る写真とか、冬山の本とかで読んで知っていたからこの場でとっさに出すことができたが、何も知らないままだったら運動器具を必死に回すハムスターよろしく同じところで空しく力をロスしていたかもしれない。 なんというか机上の知識もなかなかバカにならないものだ。

唐松尾根1
いよいよ唐松尾根の登り 空の青さがすごい

唐松尾根2
時おりトレースが乱れる
 
 ところで今回雪山用の特別装備としてストックに深雪用バスケットというやつを装着しているのだが、ネジの滑りがよすぎて何度か勝手に緩み回転してすっぽ抜けてしまった。 普段は石突にゴムのキャップをつけているが、凍ったところではグリップがなくなるので外して金属の石突を露出させてある。 そうすると容易にバスケットが抜けてしまうので注意しなければならないが、深雪用バスケットが抜けると突いたときの感触が全然違うのですぐに「落とした!」とわかるのだ。 それでも迂闊な人はいるようで、登る途中に深雪用バスケットが一つ落ちていた。自分のものは比較的柔らかいゴム製なので、強めにトルクを掛けて締めた方がよいようだ。 かなり思い切って強く締めたら以降緩むことはなかった。

唐松尾根3

唐松尾根4

 唐松尾根は高度を上げていくと木々がまばらになり眺望が広がってくる。そして遮る物もないので今日の好天だと雪の照り返しもあってかなり日差しもきつく感じる。 登りで体が温まっているところに今日は無風で、そこに照り返しも加わると気温は零下のはずなのに暑く感じてきた。 やはりザックからテルモスを出すのが面倒で雪を掬って口に放り込む。 コンデンスミルクがあれば天然カキ氷だ。 いつの間にか樹林帯を抜け、ふと振り返ると背後には富士山と南アルプスが顔を出していた。 

唐松尾根5
富士山!

唐松尾根6

唐松尾根7
ドヤァ

 ずいぶん高度も上がってきたようで頂上稜線も見えてきた。 唐松尾根は只の最短距離ルートだと思っていたが、樹林帯と低木帯と変わって行き眺望も開けていくのがなかなか楽しい。 そして、今日は丸川峠分岐で二人のご婦人と別れて以降誰とも会わなかったのだが、もうすぐ頂上稜線、というところで降りてくる単独行の登山者に会った。 

開口一番「暑っついですねー!」と言って思わず笑ってしまう。「天気はいいし」「雪も残ってるのに歩くところは締まってて」「眺望も利いてるし」「最高ですなあ」と2人してニヤニヤと気持ち悪い笑いを交わしながら素晴らしいコンディションの日にやってきた幸運を祝い合った。

唐松尾根8
頂上稜線まであとちょっと

唐松尾根9
南アルプス!

 この単独行者と別れてから間もなく、頂上稜線のランドマーク「雷岩」に到着。ここから10分ほどで山頂だ。 山頂は針葉樹に覆われ眺望がまったく利かないのだが、やはりここまで来たからにはちゃんと登っておきたい。 先ほどの単独行者がいっていたように頂上への最後の登りに入ると急に空気が冷たくなってきた。 冷たい空気の中頂上を踏み、自画撮りと行動食を口に放り込んだらすぐに下山に移った。 ここまでだいぶ遅れているし、何より本当に歩いて気分がいいのはさっきの雷岩からなのだ。

 雷岩
雷岩

大菩薩嶺頂上
頂上 ここだけすごく寒かった

三角点
三角点

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ジャンル : 趣味・実用

新春登り初め! 棒ノ折山(棒ノ嶺)~高水三山ぜんぶ!

 30日に素晴らしい登山をした後、次にどこに登るか迷った。 鷹ノ巣や三ツドッケ辺りもよさそうではあるのだが、こないだの雪はもうコッチコチに凍っていてサクサクキュッキュというあの感触は楽しめなさそうでもあるし、それならもうちょっとお手軽低山で行った事無い所でいいかな、と検討した末、11月下旬に川苔山からの下山中、赤杭尾根から見えた棒ノ折山(棒ノ嶺)に決めた。

 この山はお手軽最短コースで行くと埼玉県の「さわらびの湯」という温泉施設のところに下山するのでひとっぷろ浴びることも出来るのだけど、それだと帰りの電車がかなり遠回りになってしまう。 で、ここはいっちょ、近場の山を回って高水三山とダブルでやってやろうじゃないのということになった

 高水三山も三多摩地区の小学校の遠足の山として定番のようだし、関東近県低山ガイドなんかでも必ず紹介されているが、丹沢方面に通うようになってからはあまり重点攻略対象とならずに放置してしまっていた。 第一目標の棒ノ折山もわさび田と沢沿いの登山道を登っていくということで新緑の季節の方がキモチイイんじゃないの、とも思ったが、その時期になったらなったで釣りに行ったり自転車に乗ったりでそいつまでも行かないような気もするので、特に明白な目標は無いけどなんか山に行っておきたい、というこの機会に両者まとめて登ってしまおう、というわけだ。

 ところで、この棒ノ折山の登山口に向かうバスは本数が少ないので高水三山を先に登ってからこちらに周り降りてくるとバス待ちで時間を大きくロスする可能性が高い。 なのでこちらから登った方がいいのだが、朝早い時間のバスに乗ろうとするとやはり4時起きが必要になり、睡眠時間はかなり削られてしまった。 不思議なことに電車の中では目が冴えて転寝も出来なかったのだけど。

上日向バス停

 バスは自分以外誰も乗っていず、こんな事でこの路線大丈夫なのと心配になりつつこの便終点の上日向で降りた。 まずはここから車道を歩いて本来の終点である清東橋に向かうが、途中釣り場とキャンプ場、郷土料理店などがあってなかなか山奥のいい雰囲気。しばらく進むと立派な公衆トイレがあったので小用を済ませ、いよいよ登山道に入る。

清東橋トイレ


 登山道からしばらくは小さな沢とわさび田に沿って登っていく。春~夏なら緑が鮮やかなのだろうが、この時期はわさびは育っていないし周囲の草木も枯れており、朝早い時間であまり明るくないせいもあって寒々しい。 実際かなり気温も低いのだが。

木橋
沢沿いなのでこんな木橋を何度も渡る

わさび田
わさび田 やっぱ夏に来たほうが良かったかな・・・。

やはり夏に来たほうがよかったかなと思いつつ先へ行くと小さな祠があり、「頂上まであと1.1km」という標識が現れた。 ここから奥多摩らしい急登となる。  道は根が露出しているが天然の階段のようで意外と歩きやすい。 しかし恐ろしいぐらい人の気配がしないのでちょっとした物音でもすわ、熊か!と飛び上がってしまう。 実際は背の高い杉の木が風に煽られてしなってぶつかり音を立てているだけなのだが。

祠
あと1.1kmの祠


途中、注連縄が似合いそうな巨岩であるとか、川苔山方向の眺望が開けているところで「アレが川苔山かな・・・」などと横目に見つつ登高を続けるが、まだ歩き始めて1時間かそこらだというのに腹が減ってきてしまった。 朝あわてて出てきたのでグラノーラをお椀一杯しか食べておらず、菓子パンでも食べようにもコンビニにも寄る暇が無く、駅のキオスク(NEWDAYS)も開いていなかったのでそのまま登り始めてしまったのだ。 今日は甘納豆を持ってきていないのでボトルに詰めたグラノーラとようかんが行動食なのだが、ボトルを出すのにいちいちリュックを下ろすのも面倒なのでようかんを食べてしまった。 やはり行動食はザックから下ろさずポケットからさっと出せるものがいい。

川苔方面
川苔山かな

 これで腹が膨れるわけではないがとりあえずハンガーノックを回避したのでがんばって登り続けるがいまひとつペースが上がらない。 寝不足もあるが、前日ヒールカップのプラスチックが飛び出たボロボロの靴を履いて長距離歩いてしまったので靴擦れを起こしており、左足の踵が痛いのだ。 まったく登る前から何をやっているのかという感じだが、まだ痛くて歩けないほどではないのでだましだまし行けばいいだろう。 それに今日はエスケープというか途中でショートカットできる余地をいくつも残しているのだしね。

 そして清東橋バス停を出てから2時間ほど10分ほどで頂上に到着。前衛峰と言うか偽ピークみたいなものが無い素直な山であった。 山頂の日陰になる部分だけ年末の雪がまだ少し残っているのと、寒さのためか霜柱が半解凍したあとまた凍結したのか、氷柱と氷のタケノコのようになっていた。

 棒ノ嶺山頂

霜柱

山頂は北のほうが開けていて、秩父の町並みとさらに遠くには筑波山らしきものが見える。とはいえ、年末に真っ白く雪被った富士山や南アルプスを堪能しすぎたせいか感動がいまひとつだ。 加えて、日が高くなってきたとはいえ風がやや強く体があっという間に冷えてきてしまったのでチョコレートをかじり早々に撤収する。

山頂から


 次に目指すは黒山だが、日が上がってきても時折強い風がついて寒いし、下り基調で体の熱産生も少し少なくなるのでジャケットを着込んだまま下る。 埼玉のさわらびの方へ分岐する権次入(ゴンジリ)峠を越え、サクサクと進む。 少し気になったのが、ドングリがよく落ちていることだ。 山の植物が元気だと歓迎すべきなのだろうが、これは当然熊さんの餌にもなるわけで、あの童謡のような出会いが無いとも限らないのだ。

 単独行だし鈴も持ってないし会ってしまったらシャレにならないけどとりあえずガンガン進み、黒山、雨沢山へと進む。

黒山
黒山

 黒山山頂ででいつもの「まっすぐ行っちゃう病」の発作が起こり、ちゃんと標識があるのに右に曲がる分岐を見落としてまっすぐ行ってしまい雨沢峠方面に進んでしまった。 5分ほどで「小沢峠まで○㎞」の標識があったためすぐにおかしいと気づいたのだが、滑りやすい斜面で盛大にすっ転んでしまった。ヤレヤレ。


ちなみに雨沢山はヤマケイアルペンガイドではそう書かれているのだけど、標識にはかまぼこ板みたいのが打ちつけられていて「逆川ノ丸」とこれでもかという感じで書かれているし、wikipediaの常盤御前の項目をプリントしてラミネートされたものがくくりつけてあり、なんでもここは常盤御前が頼朝に追われて落ち延びて隠れ住んでいたとの言い伝えから
「トキワノ前山」という別名もあるんだそうな。 どうもだれも「雨沢山」なんて呼んでいないようである。
 逆川ノ丸から先は小さいピークや峠のたびに「トキワノなんとか」というような手製の表示や標識杭に書き込みがしてあり、とにかく地元?の人から全面的に常盤御前ゆかりの山なんだからな!と言われているようであった。こないだ登った赤杭尾根のの狼住所もそうだけど、こういう地元の人が呼んでいる別名というか、地図に載っていない通称みたいのはなかなか味わい深いものがある。

 ちなみに道中はずっと樹林帯で眺望はいまひとつなのだが、逆川ノ丸から少し行ったところに木々が切れて見晴らしが良くなっている展望台のようなところがあり、そこだけちょっと立派な柵というか手すりがあるのだが、そこから見るとちょうど南西方向の山の稜線も低くなっていて富士山が頭だけちょろっと見えるのだ。 

見晴台から

 それにしても今日は人に会わない。平日だから当たり前っちゃあ当たり前なのだが、平日だろうが悪天だろうが何時でもそれなりに人がいる表丹沢と違うマイナーな山というのを思い知らされる。上日向のバス停からこっちずっと人に会わないので少し不安になったところで、ようやく一人の単独行山ガールとすれ違った。 岩茸石山まであと0.7kmの標識を少し過ぎた辺りだっただろうか。

 この、「あと0.7km」のところからちょうど目指す岩茸石山とその衛星峰のようなとんがり山、鞍部の名坂峠が良く見えるのだが、ここからだと衛星峰のほうが高く見えるのに、実際には岩茸石山のほうがずっと高いのが面白いところだ。 登山道はこの衛星峰の一番高いところをちゃんと越えていくようになっているのでそれを実感するだろう。

とんがり峰と岩茸石山
岩茸石山ととんがり峰

岩茸石山には北側から登っていく形になるので日陰になり、最期の頂上付近には少し雪が残っているが、いわゆる根雪というか、凍結をしている。その上から乾いた土も被っているのでそれが滑り止めとなっているためアイゼンを取り出すほどでもないのだが、コケて怪我をしてもあほらしいので少し慎重に進む。 この凍った道をクリアするとそこが少し広く長い岩茸石山の頂上だ。

岩茸石山1

岩茸石山2


岩茸石山3
 
頂上は見晴らしはいいのだがとにかく風がきつい。時間も良い頃合いなので食事にしようと思ったのだが、この風だと体が冷えてしまうし、ラーメンつくろうにも風防をつけていてもバーナーの火が煽られてなかなか湯が沸かないのが容易に想像できる。 ちょっと南側に降りた斜面は風も当らないし落ち葉のクッションがあるので快適そうだが、4~5人のグループがいたので割り込む気にもなれず、食事は後回しにすることにした。 ベンチはあるので風さえなければよかったのだが・・・・。 とりあえずここから見える高水山を目指すことにして、そこが風が当たらなくて休憩向きだったら食事にしよう。

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テーマ : 山登り
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微妙な新春走行

 雪の鍋割山~塔ノ岳は素晴らしかったものの足に残ったダメージは大きく(なんかバカ尾根下るといつもこうなってる気が)、大晦日~元旦のほとんど体を動かさない二日間を経ても回復しきらなかった。そんなわけで2日は軽くお茶を濁そうと境川サイクリングロードを下って江の島に行き江の島弁天で初詣でもしてくっかとMTBで出かけることにしたのだが、これがまたトラブル連発であった。

 MTBもここ長い間乗っていなかったのでシフトレバーの中に埃が溜まってしまったのか、シフトレバーを操作してもラチェットに嵌っていないようでスカスカと空打ちするばかりで、4速あたりからちゃんとワイヤーが巻き上げられなくなってしまったのだ。これは乗ってるうちに少しずつマシになっていたのだが、今度はタイヤのほうが針金かなんかを踏んだのかスローパンクを起こしてしまい、遊水池公園付近(トイレのあるところ)でチューブの交換を余儀なくされた。

 そしてさらにここで鍵を忘れたことに気付いた。 人出の多い江の島に鍵なしで停めとくわけにはいかない。 …てわけで江の島神社の初詣も断念することになってしまった。

湘南港

 とりあえず湘南港まで行って補給食を食ってから鎌倉を回り、丁度100㎞ぐらいの距離を走って帰宅したのだが、出発前の時間ロスから何から何とも締まらない新春走行であった。 ただちょっと慰めだったのは、かなり空気が霞んでおり、午後になると稲村ケ崎や江の島からすら富士山が見えない状況になっていたことだった。

稲村ヶ崎
空気が澄んでればここから富士山が見えるのだが・・・。

 無理して山に行っても眺望に恵まれなかったわけで、今日は自転車にしたのはまあ悪くない選択だったかな、と納得できた事だった。 鍋割~塔ノ岳という自分でも珍しいハード行程をこなした3日後にこれだけ走るのも無かったことで、ちゃんと足が回ってくれただけでも感謝するところだろう。

東慶寺
縁切り寺で有名な東慶寺 今では藤沢七福神の一つ


それにしても自転車もどこか生き物的というか、雨ざらしにしていなくて室内保管でも動かしていないと血の巡りが悪くなるというか鈍るようなところがあるんだねやっぱし。

ちなみに帰る途中フロントVブレーキの片方の調整ボルトが無くなっていることに気付いた。この状態でバランスが取れているのが幸いとはいえ、なんでこんな部品が無くなるのか…。 ちなみにこれはφ3㎜×8㎜なのでハンズとかで売ってるステンボルトで代用できるからわざわざ注文はしない。
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Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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