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ツーリング装備データ

バイク:
 ビアンキ・ヴィラータ
 タイヤはパナレーサー・ツアーガード700×25c
 前後に日東キャリア

 *荷物を積んで行くとなるとタイヤはやはり25以上の太さが必要ですね。

バッグ:
 フロントにオーストリッチF104
 リアはブリジストン製パニアバッグ(品名不詳)
 リュックはジャックウルフスキン・シルバラド(25ℓ)

 *シュラフをリュックに入れていたのでリュックがでかくなったが、シーツやシュラフカバーしか持っていかない真夏ならばモンベルの折り畳みリュックで更なる軽量化ができるかも。

テント:
 モンベル・ムーンライトⅠ

マット:
 カスケードデザイン・リッジレスト
 MPI・オールウェザーブランケット

 *地味ながら非常によくがんばってくれました。MPIのシートは防水防湿のために絶対に欠かせない。


シュラフ:
 モンベル・スーパーバロウバッグ3
 (Wx Texの防水バッグに衣類を入れ枕として使用)
 
 *アレだけ気温が高いのならば夏用シュラフで何とかなったな。


炊事用品:
 コールマン・ウルトラライトギアガソリンストーブ
 予備燃料は持って行ったが使用せず

 同・1.4リットルステンレス鍋(蓋がフライパン)
 
 トランギア・ミニケトル

 スノーピーク・カトラリー 

 サーモス・保温マグカップ

 ビクトリノックス・キャンピングナイフ

 一杯取りドリップコーヒー、ティーバッグ、コンデンスミルクチューブ、スティックシュガー

 *あまり自炊しなかったんで予備燃料はいらなかった。というか、重量増の元凶はガソリンストーブと燃料。低温による出力低下の心配はないんだからガスストーブに変えたほうがいいかも。トランギアのケトルは0.9ℓだけど、一人だったら0.6ℓで十分かな。あと、ビクトリノックスは使いにくい!普通の包丁かBUCKの折り畳みナイフのほうがいい。
 食器用の石鹸やスポンジは持っていくのを忘れた。まあ、土や砂でしごいちゃう事が多いんだけど、油汚れを落とすにはスポンジと石鹸が欲しい。 ただ、環境へのインパクトを考えたら重曹のほうがいいか。ほとんどステンレス食器だし。

洗面用具
 タオル(いわゆる粗品タオル)1枚
 垢すりナイロンタオル 1枚
 speedスイムタオル 1枚
 ボディソープ(使わなかった)
 歯磨きセット

 *進歩が見られたのがこれかな。 以前は無駄にタオルを沢山持っていってたけど、スイムタオルのおかげで随分コンパクト化できた。 今回のように温泉施設を利用するのならばシャンプー、ボディソープとも常設されていることが多いので持っていく必要はない。常設していないところは石鹸禁止だから役に立たないし。 キャンプ場の水シャワーしか無くて持っていくのならば食器洗い用と共用にすればいいだろう。


着替え
 化繊Tシャツ 2枚
 長袖混紡シャツ1枚
 ショートパンツ 1枚
 トランクス 2枚
 ソックス 2組
 ユニクロのウィンドブレーカー

 *あちこち立ち寄るならばレーサージャージより化繊Tシャツの方が使い勝手がいい。船の上は風が強いのでデッキでマッタリするのならウィンドブレーカーは必需品。


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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

tag : キャンプ ツーリング

八丈島旅行(番外編)

 当初の予定では船中泊を除いて3泊4日、金曜日に船で帰るつもりであった。 そうなると残り一日で何をするか、というのが問題になる。

 これだけゆとりがあれば八丈富士を鉢巻道路のあたりまで自転車で攻めて、残りを徒歩で上るというのも可能であるし、昨日スルーした洞輪沢に行って帰ってくる、というのもアリだった。 

 それ以外にも、普段は「イイ景色(走って気分のいい道や潜って楽しい海も含む)、うまい飯、気分のいい温泉」を最優先するせいで後回しにしがちである「名所旧跡・寺社仏閣を尋ねて教養を深める」というのも意義深い。

 が、問題は金曜日が雨の予報だということだった。テント泊でいっちゃん不快なのが雨中の撤収というやつで、これが大嫌いなばかりに移動を取りやめて停滞日にしてしまったことも一度や二度ではない。

 仮にここで雨にならなくても、内地に戻って雨の中交通量の多い六本木通りやら国道246を走るというのはどう考えても避けたい。しかも夜だし。

 そういう約束された不快と、「次回の楽しみにしよう」と割り切った所を駆け込み的に尋ねる楽しみを天秤に掛けるとどうしても「不快を避ける」方向に傾いてしまう。 もともとオレは根性のない男なのだ。

 しかも朝起きた時点では(相変わらず眩しくて目が覚めたのだが)擦りガラスの様な鈍い色の雲が立ち込めており、この天気では何処に行くにしても楽しみを2割引ぐらいしてしまいそうに思えた。

 そして、朝飯を済ませた時点で「ヨシ!今回はこれで終了!」

 あっさり決断してしまった。 昨日のような酷い結露はないが、雲がある分渇きも悪いので早めに撤収準備を開始し、最後にテントをひっくり返して乾かし、撤収完了。 この作業が雨の中だと眩暈がするほどうんざりするのだ。

 出船まで時間がたっぷりあるので一度神湊漁港をさらっと眺めてから底土港へ向かい、乗船手続きを済ませた。 今度はキャリアに荷物を括りつけたままであっさり乗船できた。 どうなっておるのだ。

 船に乗るとさっきまでの雲がスカッと晴れ、「やっぱもう一日いたほうがよかったかな」と、優柔不断な気分になってしまったが、もう八丈島は波の向こうなので手遅れなのだった。

928f.jpg さらば、八丈島

 船の上ではやることもないので昼間っから海風に吹かれながらビールをあおる。しかし、大してやることも無い退屈な船旅かと思いきや、なかなか面白いものだった。行きでは眠くてボーっとしか見ていないものがよく見えるのだ。

 数時間すると御蔵島が見えてきたのだが、行きの船で見たときは眠くてぼんやりしていたのでさしたる感慨も無かったが、改めて見るとすごい。

 島の周囲が全部断崖絶壁で「島はあるけどとりつく場所が無い」状態なのである。 波があると接岸ができないので、東京を発つ時点では寄航できるかどうかわからないというギャンブルのような島である。 東京ととはいえここは間違いなく数少なく残された秘境だと思う。 キャンプは不可なのだが、いつか必ず訪れなくては。
御蔵島 断崖にへばりつくように存在する船着場

 御蔵島を出ると食堂の営業が始まったので早速カレーを頬張る。 どうせレトルトなのだろうが、最近はレトルトもそれなりの味になっているし、安い油でギトギトのテンプラそばなんかよりずっと食えるからこういう時はカレーに限る。

 飯を済ませるとすぐに三宅島が見えてきた。 やはり噴火による火山ガスの影響が大きくあちこちが禿山になっていて痛々しいのだが、海の綺麗さはやはりほかの島と引けをとらない。ここも一度は体験せねば。
三宅島 爪痕が痛々しい

 三宅島を通過したところでとたんに眠くなってしまい、席に戻ってからしばらくしてストーンと眠りに落ちてしまった。 キャンプ場で農工大の学生さんに

「2等椅子席の4席まるごと占領、アームレスト上げて横になる」

という奥義を教えてもらい、「2等和室の雑魚寝より人も少ないからずっと快適」ということなので試してみようと思ったのだが、試すまでも無くリクライニングしてフットレストに足を乗っけただけで眠ってしまった。 目が覚めると大島を通過して東京湾に入らんとス、というところだった。まわりに船がちょこちょこと目に入り始めていた。

 昼飯を食ってからそれほど時間がたっていないのだが、小腹が減ったので八丈島で買って食べ残したパンとチーズ、ギョニソーをつまむ。 最後に荷物を軽量化できて得した気分。 

 なんか逆光がいい感じなのでセルフタイマーで自分撮りをするが

自分撮り

 物思いにふけっているのではなく、借金に追い詰められて身投げを考えているしょぼくれた男にしか見えないという現実。 やはりこういう写真を撮るときには隣に女の子がいないとダメだわ。

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テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

tag : 八丈島 ツーリング キャンプ

八丈島旅行(その7)

 藍ヶ江を離れたらさっきスルーした裏見ヶ滝温泉へ向かう。
ここは貧乏旅行者にとってありがたいことにタダであり、何よりも

「混浴」

なのである。行かない訳にはいくまい。

 ガイドブックなどには「水着着用なので旅館などであらかじめ水着に着替えておくとよい」と書かれているが、この温泉入り口(ここで靴を脱ぐ)の前に更衣室付きの立派な公衆トイレがあるのでそこで着替えればいい。うむ、案ずるより産むが易し。 なにより豪傑ならば温泉付属の脱衣所を使う。

 さて、入り口に「給湯パイプ調整中のため湯量・湯温とも制限中」という貼り紙があったのでちょっと気になったが、上から見ると湯船に満杯なんで大丈夫そうじゃないか。

 中にはサーファー風の男性が一人。相澤仁美のようなダイナマイトボディの女性を期待していたので外から見て判らぬ程度に落胆しつつ声を掛けると

「だめっす。ぬるぬるですよぉ」

 そういや湯気がほとんど出ていない。 入ってみると人肌熱よりちょっと上、くらいだろうか?確かにヌルイ。 ここに来るまでかなり日焼けしているのでこれはこれで微妙に気持ちいいのだが。

 あとからきた地元のじいさんらしき人は湯船に手をつけるなりゴソゴソと奥のパイプをいじっていたが、噴出し口の湯温が変わらないのを確認すると「だめだい、こりゃぁ 風邪ひいちまわぁ」といって引き返してしまった。

 サーファー風の兄ちゃんは上がるときに「噴出し口のところのほうがまだあったかいっスよ」と教えてくれたので、移動。たしかにやや温かい。 とはいえみはらしの湯や激熱の足湯にさっきまで浸かっていた身にはなんとも物足りない。 眺望は確かに素晴らしいのだけど。

裏見ヶ滝温泉

 森の中、しかも川沿いなので気温も日なたの道路より数度低く、あっという間に湯冷めしそう。さっきの公衆トイレの更衣室まで戻るのがツライのでここの脱衣所でさっさと体を拭き取ってしまった。

 裏見ヶ滝温泉がちょっと消化不良なので、この先にある樫立向里温泉にも入っておくことにした。足湯も入れたら本日4つ目の温泉。 一応メインテーマの課題到達度としては十分合格点を出せるだろう。

 

樫立向里温泉

 樫立向里温泉は観光温泉としての印象が強い「みはらしの湯」「THE Boon」や地元の漁師の為の無料銭湯といった趣の「洞輪沢温泉」と比較すると、「観光客を含めて八丈島にいるみんなの為の大衆温泉」といった感じである。 介護が必要な障碍者、高齢者の為の個室風呂である「ふれあいの湯 だんらん」も併設されている人に優しい温泉施設なのだ。

 気取りすぎず、かといって大雑把過ぎずゆったりのんびり。価格も300円と抑え目だ。 八丈の温泉は全部クリアというおじさんに聞くとビジュアル的に一番いいのはやはりみはらしの湯、一番来易いのはココ、一番「キク」のは洞輪沢温泉だという。

 「あそこは無色透明だから見た目は効きそうにないけど、今時分(夕方4:30くらい)じっくり入れば夜布団に入ってもまだポッポしてるよう・・・」
と微妙に聞き取りにくい八丈訛りで教えてくれた。 これで次回攻める温泉が決まった。

 たっぷり温まったところで〆は再び八丈牛乳。温泉と牛乳タンパクで筋肉の回復を完了し(そもそも殆ど消耗していない気もするが)、再び走り出す。

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テーマ : 自転車
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tag : 八丈島 ツーリング 自転車 キャンプ 温泉

八丈島旅行(その6)

 食料の調達を済ませたらいよいよ藍ヶ江へと向かう。 釣りをしにいく訳でもないのになぜわざわざこんな辺鄙な漁港にムキになるのかといえば、ずばり椎名誠の影響なのだ。

 怪しい探検隊シリーズの最高傑作との誉れ高い「あやしい探検隊 北へ」、姉妹作ともいえる「日本細末端真実紀行」その後の「怪しい探検隊 海で笑う」で椎名&木村がたびたび言及する藍ヶ江の美しさというやつが高校生時代からずーっと気になっていて、「いつかは藍ヶ江を訪れてみたいッ!」と切に考えていたのだ。

 その後学業の都合で沖縄に行ってトロピカサンゴの楽園・真栄田岬の虜になってしまい、それ以降優先順位でずっと後方に位置していたのだが、一昨年沖縄のサンゴの壊滅状況を目にして>からは藍ヶ江への好奇心がぐぐっと復活してきていた。 で、そんなこんなで今年ようやく藍ヶ江訪問が実現したというわけ。 その前に伊豆七島+八丈島(*)を全島自転車で走破するという計画もあったなぁ。これでようやく一個目なわけだが。 

 
 総菜屋のオバチャンの教えに従い、T字路を藍ヶ江方面へ曲がってしばらく行くと「裏見ヶ滝散策遊歩道」が登場した。 とりあえず先にこっちを見ていくか、と自転車を停め遊歩道に入った。


 裏見ヶ滝入り口

ちなみにこの裏見ヶ滝というのは字面を見ないで音だけ聞くと

「うらみがたき」であり

で、先入観なく脳内変換すると

「恨み仇」「恨みが滝」

になり、思わず宜保愛子ワールド突入((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル、であるが、鬱蒼としたジャングルを歩いて行くとその恐るべき正体が明らかになる。 

裏見が滝遊歩道内鬱蒼としたジャングル

 当初あまりに鬱蒼としたジャングルの中だったため、ポットホールでのタイムロスが思い起こされ若干不安を覚えたが、前のほうから背広に革靴の二人組が歩いてきたため一安心。 これは革靴のままちょこっと行ってすぐ帰ってこれる距離に目当てのものがあることを意味している。足元は綺麗に整備されているし。

 とはいえところどころ排水用の側溝のフタがないところがあるので、ぼーっとして足を踏み外さないよう油断は禁物。

 10分足らずで裏見ヶ滝に到着。 見てみればわかるが、滝つぼがざっくりと抉れて、滝をぐるりと回るように歩道が通っており、水が落ちるところが裏側から見られるようになっている。 これが「裏見ヶ滝」の名の由来なのでした。 水量は少ないが飛沫のおかげで周囲はひんやり、マイナスイオンとフィトンチッドがたっぷり吸収できそうである。

裏見ヶ滝  裏側から見てみました

 水が落ちるところはちょうど一人乗れるくらいの台状になっているので、真夏ならばそのまま水を浴びちゃうのもいいかもしれない。

 なんとなく満足したので車道に戻り、藍ヶ江へと向かう。すぐそばに「裏見ヶ滝温泉」があるが、足湯に入るからこっちは後回し。いよいよ15年恋焦がれた(大袈裟)藍ヶ江へ・・・。

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テーマ : アウトドア
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tag : 八丈島 ツーリング キャンプ 藍が江

八丈島旅行(その5)

 末吉温泉の前に青い海に映える真っ白い燈台、という絵葉書的シチュエーションを求めて八丈島燈台へ向かう。 が、こういう時に限って空全体に薄い雲が張ってしまい、「青い海」が望めない状況になっていた。 仕方ないのでアリバイ的に一枚だけ撮影して元の道に戻る。

 後で写真を確認したら、快晴で海の色が青くなっていたら間違いなくすばらしい光景が広がっていただろうということがわかった。本当は昨日が曇りで今日が晴れのはずなのに勿体無い。

八丈島燈台惜しい。綺麗に晴れていれば

 この後、ボトルの水が残り少なくなったので最寄の売店でコーラを購入。 飲み干してから「あ、風呂上りに飲んだほうがより美味しかったか?」と思い返すが、喉がカラカラの状態で長風呂というのも体に良くないし、大体気合を入れて温泉に入る前にはいつもたっぷり水を飲んでるからまあいいか。

 さて末吉温泉みはらしの湯に到着し、500円を支払ったら早速突入。 ウィークデイの昼間ってことで中は閑散としている。 お湯は黄土色に濁ったナトリウム-塩化物強塩温泉で見た目はネットリしているのだが、入ってみると思いのほかさっぱりしている。

 それより何より、一昨々日は会社に泊まりで風呂に入らず、一昨日は船でシャワーも浴びず、昨日は濡れタオルで体を拭っただけ(キャンプ場の水シャワーが冷たくて浴びるに浴びれなかった)、と悲惨な入浴事情だったので久しぶりのマトモな風呂が気持ちの良くないはずがない。 喉をカラカラにして冷たいビール、というのは誰しもやったことがあるだろうが、汗と垢を溜め込んだ後の温泉というのも痛快なものである。

末吉温泉1内風呂

 日によって変わるらしいのだが、この日は運のいいことに八丈島をかたどった露天風呂が男湯であった。当然内風呂はさっさと上がって露天風呂に移動する。 で、露天風呂に移動してわかったのだが、この末吉温泉の「みはらしの湯」たる理由はこの八丈島型露天風呂にこそあったのだ。

末吉温泉2素晴らしすぎる眺望

 湯船に腰掛けたままでも見える大海原と、洞輪沢の海岸線。砕ける白波。 景色だけで金を取れるぐらいの(ほかの温泉との比較で言えば実際に料金に入ってるのかもしれないけど、内地の温泉との比較で言えばタダに等しい)素晴らしさである。 景観もさることながらそよそよとそよぐ風と屋根のない開放感のせいで思わず全裸のまま仁王立ちしてしまいたくなる。んで、やった。 

 湯船を出て風呂の縁に立ち、軽く足を開いて手を腰に当ててふんぞり返る。 街中でやったら間違いなく通報されてしまう行為であるが、今はこれが許されるのだ。ああ、快感。 人が入ってきたので程々にして湯船に戻ったが、脱衣所に戻る際にふと後ろを振り返ったら、

   後から来た人もまったく

   同じ事やってんの(w


 さて、風呂から上がり、なんか食うもんでもないかな腹も減ったし、とあたりを探ったのが、休憩室だけで食事を食べる設備はないようだ。とりあえず甘く濃厚な八丈牛乳(マジで美味しい)で少し腹を落ち着かせ、ツーリングを再開。

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tag : 八丈島 ツーリング キャンプ

八丈島旅行(その4)

 石垣島の米原キャンプ場でも波の音はしていたが、こんなに目を覚ますようなことは無かった。 やはり珊瑚礁で弱まり、砂浜で優しくくだける波の音と、黒潮パワーが直接テトラにぶち当たる音は質が違う。

 おまけにどういうわけか、目の前に見える海側だけでなく、どういうわけか陸地のはずの方向からも波音が聞こえ、なんだか回り中から波音攻撃を受けているような錯覚に陥ってしまった。 鼻づまりで眠りが浅い事もあって何度も目が覚めながら、ようやく完全に寝入ったと思ったら、本当の恐ろしさは朝に待っていた。

 眩しさで目を覚まし、「もう朝か・・・・」とテントのポケットを探りメガネと腕時計を取り出すと

 5:30

 高血圧のオヤジじゃあるまいし何でこんな時間に起きないといけないのだ、と思ってもこの眩しさでは目が覚めるのも仕方が無い。耳栓はともかくアイマスクまで持っていくというのは過保護な感じだし。
 
 

底土キャンプ場底土キャンプ場 設備は快適なんだけど朝日の直撃が・・・。

 目が覚めてしまったのでテントから這い出す。で、このときようやく気づいたのだが、自分がテントを張ったのは朝日が一番よく当たる西側の端っこだったのだ。 慣れている人は朝日が遮られる一番海岸よりの東側の植樹沿いにテントを張っていた。

 テントや周囲の芝生は雨が降ったかのようにびしょびしょ。 海からの湿った風で凄まじい量の結露が発生したらしい。 昨日さっとゆすいでフライシートの上に干した化繊のTシャツはさっきしぼったばっかりのように湿っている。

 うーんだめだなこりゃと思いつつ、フライシートの結露をはたき落としてから干しなおし朝食の用意にかかった。 昨日買った食パンにスライスチーズを載せてギョニソーと一緒にかじるだけの簡単メニュー。それに一杯取りのドリップコーヒー(便利だねこれ!)。
 
 メシを済ませてしばらく待っているとようやくフライシートの結露が飛んだようなので、Tシャツを近くの木の枝に引っ掛け、シュラフのチャックを全開にしてテントの上に干す。 これをやるのとやらないのでは次ぎの睡眠の快適さがまったく変わってくるのだ。

 そしていらない荷物をパニアバックから全て取り出してテント内に入れ、海パンと洗面器具などだけを持ち今回の旅のハイライトである「南半分周遊&温泉ハシゴ」へと走り出した。  
 
 底土を離れてすぐ上り坂に差し掛かり、登竜(のぼりょう)峠まで上りっぱなしのワインディングロードとなる。 とりあえず助かるのはこの時間帯は日陰になっていて比較的涼しいこと。 そして風も爽やか。
直線の上りはそれほどではないが、グランツールの山岳ステージを髣髴とさせるこういうぐねぐねした九十九折りの上りはいかにもがんばって高度を稼いだような気がして結構好きなのである。 そしてふと振り返ってさっき自分がいた地点がはるか下に見えたりするともう堪んない、という感じである。

 殆どの荷物をキャンプ場に置いてきたとはいえバッグ類はすべて着けっぱなしなのと、前輪の空気圧が低いままでタイヤの転がり抵抗が大きいため、普段の日帰りサイクリングのように軽快な走りとは言えないが、コンパクトドライブ(インナー34)とダイエットに成功して最悪期に対して10kgほどマシになった体重のおかげで押しが入る事なくじわじわと高度を稼ぐ。

 そしてまず前半最大の難所、登龍峠をクリア。 さすがに八丈島のNo.1デートスポットなだけあっていい眺めである。
 登龍峠

 ここまでの登りでかなり水を飲んでしまったので(もともと普段からかなり水を飲むタイプなのだ。糖尿じゃないよ)ここの休憩所で補給しようとしたら

「雨水利用の水のため飲用不適」

の注意書きが。さすが離島である。

とりあえず先へ進むと、これまでの上りが報われるながーい下りのワインディングロードである。ただし前輪がヘナヘナなのでスピードを出すのは怖い。結局抑え気味にせざるを得なかった。

 しばらくするとようやく人家が見えてきて末吉の町へと入る。

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テーマ : 自転車
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八丈島旅行(その3)

 前方に見えるのが八丈富士ではなくいつの間にか三原山に変わっていると北半分の周遊も終盤である。よく整備されているがまるで人気のない道路からポツポツと車の気配が増え、八丈シーパークリゾートやリゾートシーピロス等のリゾートホテルなぞも登場する。 そのうち船が着いた底土周辺も視界に捉えられる。

 まっすぐ行けば底土に着くのだが、そのままキャンプサイトに戻るのもつまらないので左に進路をとり、神湊漁港へ向かう。 まあ、ここに限ったわけではないが、こうした離島の漁港ってのは外洋の水が流れ込んでるから水が非常に綺麗だし、わざわざ船で外に行かなくてもガンガン回遊魚が入ってきそうで、この漁港内で釣れる魚だけで十分一集落のおかずくらい賄えそうな勢いである。 ああ、ここで釣りしてぇ。

 さて、漁港に向かう途中なんとなく気になった看板があったので、大通りに戻る前にきっちり看板が出ている建物に向かう。一見コンクリート打ちっぱなしのそっけない倉庫のように見えるが、ここが泣く子も黙るくさや専門店「丸十水産」である。

 最初人の気配がないので首を傾げていたら別の離れのほうから店員さんがやってきて中へ案内してくれた。ドアを開けたら


      むわっ

あの独特のクサヤスメル。 作業中じゃないのにこの匂いとは恐れ入った。おそらくもう建物内部に染み込んでいるのだろう。 

 人を4~5人入れておけそうな巨大な冷凍庫を開けて何種類もの製品を見せてもらったのだが、ムロアジくらいしか知らない素人を面食らわせるのに十分な商品ラインナップの多彩さだった。
 
 ムロアジはもちろんのこと、八丈特産のトビウオ(いわゆる春トビ)、巨大なサメのくさやまであるのだ。そして通常の生くさやとは別に、炭火で炙ってありそのままちぎって食べられる「ちぎりくさや」なんてものまである。 くさやだけでなく白子やら佃煮やら塩辛やら岩のりまで盛り沢山。 他に明日葉製品や酒まであり、お土産がほとんどここで揃ってしまいそうな勢い。

 とろあえず他の土産物屋も見てみたいので、ここではトビウオとムロアジのくさやを二つづつとちぎりくさやを2種類、他にクッション代わりに明日葉そばを一パック詰めてもらい、内地に配送してもらった。

 着いた初日の昼に土産物購入を済ませてしまうという荒業をこなした後、キャンプ地に戻るために再び走り出した。 そういやちゃんと朝飯を食べていないし、昼飯もまだなのでそろそろ腹が減ってきた。一度キャンプ地に戻ってから飯にしよう、と考えながら走っていると、左に看板が。

 底土野営場


( ゚д゚) ん?
 
(つд⊂)ゴシゴシ


    底土野営場

 
(;゚д゚) え?
 
(つд⊂)ゴシゴシゴシ


      底土野営場

  _, ._
(;゚ Д゚) …!?


 何のことはない。 オイラの早とちりであった。
 オイラが朝テントを張ったのは公園&海水浴場である、「底土園地」。正しいキャンプ場はこちらの「底土野営場」なのであった。

 中を覗いてみると地面は綺麗な芝生に周囲を木で囲まれており、海風の直撃は受けない優しいつくり。 トイレ、水シャワー、更衣室、炊事場と至れり尽くせりで、石垣島の米原キャンプ場に勝るとも劣らぬ快適キャンプ場の様相を見せている。

 そうと判ったらあんなところに長居は無用。大急ぎで底土園地に戻り、最初のテントサイトを撤収して底土野営場にテントを張りなおした。

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tag : 八丈島 キャンプ

八丈島旅行(その2)

 二等客室での眠りを妨げるのはオヤジたちのイビキだけではなった。 オヤジたちがさっさと眠りに入るために煽ったワンカップ酒(皆2~3本空けていた)のアルコール臭と汗臭さが混淆となって漂い、それがまた臭いに敏感な自分をささくれ立たせていた。  

 加えて本来快適な眠りを約束するはずの寝袋も悪い方向に働いてしまった。 周囲のおじさんたちはロールマットと寝袋を広げる自分を見て「おお、準備いいなぁ」などと感心してくれていたのだが(2等船室での貸し毛布は有料なのだ)、自分の所有しているモンベル・スーパーバロウバッグ#3は船室内の温度に対して性能が高すぎ、暑苦しくなってしまうのである。 

 そんなこんなで夜中に何度も目が覚め、眠るというよりうたた寝を繰り返すといったあまり快適ではない夜をすごしていたら、今度は三宅島&御蔵島到着の知らせで叩き起こされ、完全に目が覚めてしまった。
三宅島朝日の中の三宅島。噴煙が出てる。

 そして朝9:30、時間通りに八丈島は底土港に入港。事前の予報とは裏腹にさわやかに晴れ渡っていた。

 何はともあれパンクしたバイクを直さねばならない。 キャンプ場は底土港のすぐ近くにあった筈なので、自転車を引き摺って行き、先にテントを張ってゆっくり修理しようそうしよう、ということでキャンプ場に行ったのだがなんだこれ。

 平らな地面が殆ど無い。 しかも海風の吹きっ晒し。 便所と水道は清潔だが、他のキャンパーもいない。「これはアレだな、ぜんぜんアウトドアの事判ってないトウシロの設計だな」などと早合点し、とりあえず一番マシそうな芝生の上にテントを設営した。 この時以前の九州ツーリングで死ぬ思いを味あわせてくれた鹿児島の吹上浜キャンプ場を思い出したが、あまりに嫌な思い出なのですぐに振り払う。

 とりあえずテントにグランドシートとロールマットと寝袋、すぐには使わない着替え等を放り込み、チューブ交換に取り掛かる。 フレームに取り付けてあるインフレーターはどう頑張っても5barくらいしか入らないので早く自転車店を探して入れてもらわにゃあ、と電話帳で確認した自動車店(八丈島には自転車店が一軒も無く、レンタサイクルも扱っている自動車修理工場を頼ることになる)に向かった。 それが済んだらそのまま底土港の反対側まで出て、北半分をぐるりと周る算段なのだ。

 ところがド田舎や離島の自転車店の常であるのだが(石垣島や宮古島等トライアスロンの会場になる島は別)、ここも例外ではなかった。こういう店ではまずロードレーサーをはじめとしたスポーツサイクルに対応していないのである。 それでも米式バルブのMTBタイヤチューブなら自動車と同じなのでまだ何とかなったのだが、フレンチバルブだとお手上げである。

 以前宮崎の南郷(イモ洗いのサルで有名な幸島の近く)で車輪をぶっ壊したときも技術のある宮崎市内のプロショップまでUターンを余儀なくされたのだが、今回はUターンしようにも島内で対応できる人がいないのだからどうしようもない。 


 この瞬間フニャフニャの低圧タイヤのままこの旅を貫徹することを余儀なくされたわけで暗雲が濃厚に立ち込めたのだが、なんとか気を取り直して走り出した。何も予備タイヤが一つも無くなってツーリングを続行できなくなったわけではないのだから。

 
 なんとなく不安の残る前輪のまま三根・大賀郷地区をぬけ、八丈島空港の横を通り西岸地区に出る。まず目にしたのは天候(風向き)によっては底土港の代わりに東海汽船の船着場になる八重根港。
 すぐ脇の旧八重根は入り江の口をテトラで三分の二ほど塞いで波が入ってこないようにした海水プールのようになっている。
八重根

 降りてみたのだが、さすがに外洋の水が直に入ってくるだけあって水は綺麗。 その分海水もしっかり冷たく、とても泳げるような状況ではなかった(後で知ったのだが、冷水塊がきていたらしく海水温は17℃だったらしい)。

 とりあえずここはスルーして海岸沿いを北上するルートを取って走り出すと、すぐに次の好スポット、「大潟浦園地」が現われた。
 目の前に大海原が広がる芝生の快適なデイキャンプ場で、ここでは宿泊は出来ないのだが、「底土よりこっちのほうがずっとええやん」と惚れ惚れしてしまうほどであった。 

 さらに北上すると「南原千畳敷」と呼ばれる溶岩ムキダシの荒々しい海岸と、この地に流されてきた宇喜多秀家の像が。

南原千畳敷

 そしてここを過ぎて道幅の広い八条循環線に合流すると急激な登りが始まる。 空気圧が低くて転がりが悪いのに加え、リアのパニアバッグにストーブなど重いものを入れっぱなしなのであっさり押しが入ってしまう。


 

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テーマ : 自転車
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tag : 八丈島

八丈島旅行(その1)

 昨年は度重なる雨とギックリ腰のため泣く泣く中止となった八丈島旅行、天候にも恵まれ、ようやく決行の運びとなった。

 去年も同じ時期に行く計画だったのだが、皆さんご存知のとおり5月としては記録的な降雨量と日照時間の少なさに祟られ、延期を繰り返しているうちに梅雨に突入、挙句の果てにギックリ腰で身動きが取れなくなり、遂にお流れになってしまっていたのだ。 わざわざこんなものまで買ったのになんということか。

 今年もGW明けに計画していたのだが、当初の予定日に泊まりの仕事が入ってしまったり、週間天気予報を見て延期したら急に天気が良くなったりと今回も目に見えない何者かによる妨害工作の影を感じたのだが、準備をするだけしておいて直前の天気予報を見て当日決める!という体制で迎えた5月21日、翌日から曇り、晴れ、晴れ、降水確率20%以下という予報で遂にゴーサインが出た。


 さて、竹芝桟橋発八丈島行きの船の出航時刻は22:30なので仕事場は8:00に出れば十分なのだが、交通量の多い六本木通りを夜走るのはちょっとイヤなので早めの17:30に職場を出た。普段より重量があるのでエアはカンカンに高くして8.5barをやや上回るようにしている。

 夕暮れ時の六本木通りを快調に飛ばす・・・・と言いたいとこなのだが、キャリアに荷物を満載して走るのは実に10数年ぶり、しかも今回は重心の高いロードレーサーなのでまだちょっと安定しない。 

 それでも東京タワーを間近に見るころには感覚も掴み、東京都民でもなぜかおのぼりさん気分になる芝公園周辺の独特のあの雰囲気を堪能しながら竹芝桟橋へと向かっていった。

 デカいビルに囲まれているためどっちへ向かえばいいのかわからなくなってしまったが、守衛さんに教えてもらい、ようやく乗船ターミナルに到着。

竹芝桟橋マスト広場前マスト広場前にて。まだこの時にはあんな悲劇が待っていようとは思いもしなかった。



 ただ、あまりに早いのでチケット窓口も開いていず、琉球海運石垣島行き航路でよく見られるような旅人の姿も自分を除けば一人としていない。 待合室にいるのはなぜかおしゃれに着飾った人たち(しかも美女多数)ばかり。

 八丈島行くのに何で胸元の開いたドレスやねん、と訝しく思ったが、これは東京湾クルーズ客船「ヴァンテアン」の乗客なのであった。

 この人たちが乗船してしまうとターミナルは閑散としてしまい不安な気持ちになるが、二時間半も前なのだから仕方がない。 オイラは飛行機でも船でもそうなのだが、毎回毎回出発時刻の一時間以上前に到着し、ベンチシートで無聊を囲うのが毎度のパターンだ。

 案内所で早めにチケットを購入するともうやることが無いので、売店でサンドイッチやスナックを物色。ここでは三宅島行きの乗客のためにガスマスクを販売しているのが印象的であった。
 パッサパサのまずいサンドイッチをコーヒーで流し込み、スナックを齧りながらお土産屋を冷やかしているとようやく船が入港して受託手荷物の受付が始まった。 早速外に停めてあった自転車を建物内に持ちこもうとしたら、何てこった!


 さっきエア入れたばっかりの

前輪がパンク


リムショットの記憶も無いから知らぬうちに鋲かなんかを踏んでいたのだと思うが、何のためにあんなに空気入れたんだか。仕方ないので向こうに着いたら修理することにして、そのまま自転車を預けようとしたら今度は

キャリアに括り付けてある

荷物を全部外せ


 と無茶なことを言う。琉球海運やオーシャン東九フェリーじゃそんな事一度も言われたこと無いのに! 交渉の末パニアバッグとフロントバッグはそのまま、ロールマットとテントだけはキャリアから外してザックにくくりつけて乗船することで勘弁してもらった。

 手荷物受付を済ませてしばらくするとようやくターミナル内に三宅島、八丈島行きの客が増えてきて賑やかになってきた。巨大なクーラーボックスと背負子にバッカン、という磯釣りスタイルの客が目立つ。ようやく伊豆七島に向かうという実感が湧いてきた。


かめりあ丸
 そして21:50いよいよ「かめりあ丸」に乗船。 がっくりするほど一人分のスペースが狭い2等船室にロールマットと寝袋を広げるがコーフンしているのでそうそう眠れるわけが無い。 自販機で購入したビールを煽って気を沈め、ようやく眠れそうな感じになってきたのだが、あっちこっちで

凄まじいイビキ。 
 
 ああ、そうだ、旅行のときは耳栓が必需品だったんだ。いままでユース泊まりや道路脇のキャンプ場でさんざん酷い目に遭ってんじゃん・・・。  10年ほどで完全に旅行勘を失ったのだが、カップ酒を大量に煽ったおっさん達のおかげで早くも一つ思い出すことになっってしまった。

テーマ : 自転車
ジャンル : 趣味・実用

tag : 八丈島 東海汽船

さてと。

 ちょっと八丈島行ってきます。

トウゴロウ・実食

 さて、干物にしたトウゴロウを軽く炙って食べてみました。

トウゴロウの干物

・・・・
・・・・
・・・・

ん~。 なんというか、可もなく不可もなく。
漬け汁の塩分が濃すぎたのか、やや塩辛い。
あと、干し過ぎたのかほとんど煮干しのような食感。
身はともかく頭部の舌触りがよくないのと苦味がどうしても気になる。

が、まあ頭さえ落としてしまえばどうということもないので、防波堤に放置するぐらいなら持ち帰って干物にしたらいかがでしょうか。一応ビールのつまみぐらいにはなります。
まあ、どうがんばっても劇ウマのカタクチには敵いませんが。


次回は鱗ごと素上げに挑戦してみようか。

干物を作ってみたよ

 先日の大磯釣行で持ち帰ったトウゴロウイワシを干物にしてみた。

 トウゴロウイワシってのは臭いがキツイというかなんというか、味も生臭みが強すぎてあんまりイケないというのが定説である。実際クーラーに氷を足して明日捌こう、なんてことやってると翌日蓋を開けたときに腐ったわけでもないのに強烈な臭いを放って面食らったりする。

 この「なまぐさ臭」「強すぎる魚味」が生餌にしたりするときに効果を発揮したりするのかもしれないが、自分が食べるとなるとちょっと二の足を踏んでしまう。

 一方で三浦半島西岸地区では「ボライワシの干物」なんつって売られていたり、「素揚げにすると鱗もパリパリ食べられて美味しい」「天麩羅にすると鯊と同じ味がする」「新鮮ならば刺身もいける」と妙に評価されてたりするのも事実だ。 じっさいすずき釣具のてんちょは「キミ、トウゴロウを馬鹿にするのはまだ素人だぞ」なぞと力説していたし。

 南蛮漬けがどんな魚でもとりあえず食える万能調理法ではあるのだが、親父が釣って来るイシモチやメバルでいい加減飽きているし、刺身で食べるのはちょっと怖いので干物にしたわけだ。それに調味料ではどうにもならなくても太陽の力を借りて干物にすれば味にまろみが出るかもしれないではないか(庭のシブ柿が羊羹のように甘くおいしく変身したのを確認済み)。

 ゴリゴリに硬くしつこい鱗を丁寧に落とし(ここが触るだけでボロボロ剥げちゃう本物のイワシと違うところ)、以前カタクチやアジで失敗してるので今回はハラワタを抜く。トリックサビキで釣った魚はおなかにコマセアミが入ったまんまの事が多く、それの臭いが身に移って台無しになってしまう事があるからだ。

 ワタを抜いたトウゴロウのお腹の中を見てみるといかにも不味そうな真っ黒い腹膜があるので、これも使い古しの歯ブラシで全部擦り落とした。ぜんぶワタを抜いた事で丸干しの醍醐味である苦味が飛んでしまうかもしれないが、今回は不味さをできるだけ取り除くことが課題なのでこれでよかろう。

 ワタを抜いて綺麗に腹を洗ったトウゴロウを酒、塩ともにかなり濃い目にした漬け汁に漬けて一時間ほど置き(雑味が強い魚は半日位漬けておいた方がいいらしいのだが冷蔵庫のスペースが無かったので)、風乾ネットに並べて吊るした。できれば目刺しにしたいのだが、いつも庭に生ごみを埋めているのと家の前にごみ集積所があってハエの襲撃を防ぎきれないので仕方が無い。

 突然の夕立で少し濡らしてしまったが、風と太陽の恵みをしっかり受けたおかげで腐ることもなくカラカラの干物が出来上がった。 味はどんなもんだろうか。

大磯トウゴロウ祭り

 まぐれ当たりのカレイゲット以来久々の釣りである。いやー、4月は雨が多いし事故るしでなかなか釣りにいけなかったな。

 今回の釣り場は大磯、実に一年半ぶりだ。ここ潮通しがよくてアジやイワシの回遊魚の期待度が高い所なのだが、前回はメジナやイナッコの猛襲に遭い、ターゲットのアジやイワシはゼロという悲惨な結果に終わったが、今回はどうだろうか。

 前回と同じくすずき釣具店でコマセを購入し、釣り場に入って手早く仕掛けを投入したが30分ほど立ってもうんともすんとも言わない。早くも嫌な予感が始まった。

 以前、月刊「磯投げ情報」の水玉蛍之丞の連載ページに載っていた
「大磯はイワシが回ってくる日も来ない日も3日ぐらい続く」
という言及を思い出し、
「じゃ、昨日から釣れてなかったとしたら・・・・」とネガティブな方向にどんどん妄想が進んでいく。でも、おかしいなぁ、昨日は砂浜にイワシが打ち上げられるほどだったという話だったのに。

 しばらくするとようやく魚信が来た。が、一瞬ビョーンと来て突然止まる妙な感触。あいつだ。


 ちっともおいしくないトウゴロウイワシ

 その後もトイレに行ったり弁当を買いに行ったり猫とじゃれてる間にチョコチョコとトウゴロウとヒイラギが来るのだが、揃いも揃って大して美味くない典型的ダメ魚。 ついに諦めが来て眠ってしまった。が、ウトウトしてる間にもピクピク魚信があったりで眠れない。

 しょうがないので気を取り直してチマチマやっていると見るからにまずそうなトウゴロウとは一味違う銀色の美しい魚体が上がってきた。

 黄色味を帯びた鯵科の仲間であることは間違いないのだが、なんとなく判然としない。 周りのオッサンは「メッキじゃねぇの?」と話していたが、メッキほど稜鱗(ゼイゴ)が明確ではなく、イナダやカンパチのミニチュア版といった感じだった。 しかしどっちにしろこんなに小さいのでは食うところもないし、将来でかくなってから釣ったほうがうれしいので(俺に掛かるとは限らんが)、バケツの水ごとドバドバとリリース。針を飲んでなかったので良かった。

 この後もトイレに行くたびトウゴロウのダブル、トリプルで仕掛けをズタズタにされたりながら粘っていたらようやく鯵が来た。 しかし群れで来ていないのか活性が低すぎるのか追い食いも無く単発。しかも通称「ジンタ」と呼ばれる豆アジサイズでうち一匹は大磯界隈で

「カキノタネ」(ビールのつまみでピーナツと一緒になってるアレ)

と呼ばれる超ミニサイズ。これだったらカタクチのほうがずっと食い出があるだろう。 いくらアジといってもこんなのばっか釣ってもしょうがないし、ついにPM6:00になってしまったので納竿とした。 7時間もやっていたのに去年の横須賀で余らせてペットボトルに詰めておいたアミコマセだけで一日保ってしまい、すずき釣具で購入した分は手をつけずに終わってしまった。

 しょっ中出入りしてる地元のおっさんによると昨日あたりから水温が下がってきたので活性が下がってしまったのではという事だった(ここ を見た限りではそんなこと無い)。

 でも、クソ寒い時だって群れが入れば釣れるのだからやはり間の悪いときに来たと言うのが正解なんだろう。 もう1回日を改めて挑戦したい所である。

アジ

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tag : 釣り 大磯

しばし中断

 今朝朝食の後に体重を量ったところ58.8kg。
ついに58kg代に突入しました!

 最終的には55kgくらいまで持って行きたいんだけど、とりあえず第一段階の目標として59kgをクリアしたんで、ダイエット日記はしばらくお休み。 まああとはリバウンドしないよう間食や馬鹿食いをしないようにして気長にやります。 再来週くらいに八丈島にツーリングを計画していてきっちり体を動かすんでまた絞ることができるんじゃないでしょうか。

5/2の食事

朝食(589㌔㌍)
全粒粉パン
クリームチーズ
プレーンオムレツ
トマトときゅうりのサラダ
野菜スープ
グレープフルーツ


昼食(767kcal)
大戸屋 オクラとろろのまぐろ丼と板そばセット


夕食(588㌔㌍)
渋谷市場の特売弁当
 (鮭塩焼き、ぜんまい煮、しょうがちぎり揚げ、野菜かき揚げ、
れんこん、蒟蒻、筍の煮物)


合計  1944㌔㌍
昼はご飯を減らしてもらったのでもうちょっと少ないかも
ようやっと2000㌔㌍切り

5/1の食事

朝食(559㌔㌍)
全粒粉パン
じゃがいも
豆サラダ
野菜スープ
グレープフルーツ

昼食(599㌔㌍)
オーガニックハウス 鯖の生姜煮弁当

夕食(520㌔㌍)
たけのこご飯
なめこ汁
たくあん

合計(1678㌔㌍)
プロフィール

piccoli

Author:piccoli
 自転車、釣り、スノーケリングにハイキングとアウトドア遊びばっかしてる不良中年です。 主な出没地域は三浦湘南、真鶴に奥多摩周辺。 

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